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J-GLOBAL ID:201802212834959775   整理番号:18A0989012

箱根火山と2015年噴火のGNSS観測とモニタリング

GNSS Observation and Monitoring of the Hakone Volcano and the 2015 Unrest
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 526-534  発行年: 2018年06月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近年,日本,神奈川県西部地域において,数年に1回の頻度で群発地震活動が発生している。全球測位衛星システム(GNSS)観測は,これらの活動の間,火山体の膨張を検出した。神奈川県温泉研究所(HSRI)は,神奈川県西部地域に設置されたGNSS観測の16地点を用いて,地震と火山活動を監視するための地殻変形を定期的に観測する。これらの観測されたデータは,他の機関からのデータと共に,ルーチン的に解析され,時系列グラフ,変位ベクトル図,および歪マップが,地震および火山活動をモニターするために例示された。GNSSモニタリングが地震群活動の約半月または1月前にベースライン拡張を検出したことを示すと,スタック分析は拡張の早期検出のために日常的に行われる。解析結果のいくつかは,HSRIのウェブサイトで見つけることが出来る。箱根火山は2015年4月末に始まった最大の群発地震活動があり,2015年6月末に大涌谷において水蒸気爆発が発生した。GNSSは地殻変形を観測した,それは2015年4月上旬における火山体の膨張を示した。この膨張は,海面下約6.5kmに位置する点圧力源の体積変化により説明できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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自然災害  ,  地球熱学,火山物理学  ,  測地学 
引用文献 (30件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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