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J-GLOBAL ID：201802213321264271   整理番号：18A0704761

PCノートテイカーによる誤入力文章の自動修正システム

Automatic Correction System For Erroneous Input Sentences By PC Notetaker

著者 (2件)： 平井康義 (北大 大学院情報科学研究科) ,  伊藤敏彦 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 502(WIT2017 66-91)  ページ： 77-82  発行年： 2018年03月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者は聴覚障害を持っているため,大学における講義では情報保障としてノートテイクを利用している。その過程で様々な課題点が存在することを経験的に学んだが,それらを工学的に補助する最適な手法を模索するために,本学の学生10名に対し講義音声を単独でパソコンノートテイクする実験を行い,分析した。分析によってノートテイカーの固有のテクニックが判明し,テクニックを使用することによりノートテイク結果にミスが増加することが分かった。そのため,ノートテイク結果の作成者,利用者どちらにも有益となるノートテイク結果の誤入力・変換誤りの自動修正システムの検討を行い,検討手法によって変換誤りの81.14%を修正できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *翻訳【言語】 ,  聴覚障害 ,  *パーソナルコンピュータ ,  入力 ,  文字処理 ,  誤り訂正 ,  *アクセシビリティ
準シソーラス用語： *ノートテイク ,  誤り修正 ,  *情報保障 ,  筆記通訳 ,  文字入力

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (9件)：

• “インターネットでタイピング練習 イータイピング|e-typingローマ字タイピング(オンライン)”.https://www.e-typing.ne.jp
• 土屋雅稔,小暮 悟,西崎博光,太田健吾,山本一公,中川聖一,“日本語講義音声コンテンツコーパスの作成と分析,”情報処理学会論文誌,vol.50,no.2,pp.448-459,feb 2009. https://ci.nii.ac.jp/naid/110007970341/
• 栗田茂明,“Iptalkの開発とパソコン要約筆記:聴覚障害者のための情報保障,”情報管理,vol.59,no.6,pp.366-376,2016.
• 太田晴康,森 直之,“ノートテイク・スキル(要約の技術)の評価,及び技術向上を目的とするアプリケーションソフトの開発と課題,”静岡福祉大学紀要,no.10,pp.71-86,jan 2014. https://ci.nii.ac.jp/naid/40020016029/
• “京都大学 河原研究室,名古屋工業大学 julius開発チーム:julius音素セグメンテーションキット-大語彙連続音声認識エンジンjulius-osdn(オンライン)”. http://julius.osdn.jp/index.php?q=ouyoukit.html

タイトルに関連する用語 (3件)： PC ,  誤入力 ,  文章