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J-GLOBAL ID：201802213856154262   整理番号：18A1128603

バングラデシュの河川表面水における医薬品の発生と生態学的リスク【JST・京大機械翻訳】

Occurrence and ecological risk of pharmaceuticals in river surface water of Bangladesh

著者 (8件)： Hossain Anwar (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Hossain Anwar (Department of Fisheries, Faculty of Biological Sciences, University of Dhaka, Dhaka 1000, Bangladesh) ,  Nakamichi Shihori (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Habibullah-Al-Mamun Md. (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Habibullah-Al-Mamun Md. (Department of Fisheries, Faculty of Biological Sciences, University of Dhaka, Dhaka 1000, Bangladesh) ,  Tani Keiichiro (Graduate School of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Masunaga Shigeki (Faculty of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Matsuda Hiroyuki (Faculty of Environment and Information Sciences, Yokohama National University, Yokohama 240-8501, Japan)
資料名： Environmental Research  (Environmental Research)
巻： 165  ページ： 258-266  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0574A  ISSN： 0013-9351  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生環境における医薬品汚染は,水生動物,微生物およびヒトの健康に影響する世界的な問題である。12(11の抗生物質と1つの抗てんかん薬)医薬品の発生と予備的生態学的リスクを,古いBrahmaputra川の表面水で初めて調査した。そこでは,開放水供給水産養殖活動がバングラデシュで実施されている。医薬品を高速液体クロマトグラフィータンデム質量分析(HPLC-MS/MS)により定量し,正エレクトロスプレイイオン化(ESI+)と多重反応モニタリング(MRM)モードで操作した。9つの医薬品は河川表面水で検出されたが,3つは検出限界(LOD)以下であった。メトロニダゾールはすべての試料で検出され,濃度は0.05~13.51ngL-1の範囲であった。トリメトプリムは,最も高い濃度(17.20ng・L(-1))で,検出の2番目に高い頻度(95%)を持っていた。スルホンアミドとマクロライドの濃度と検出頻度の範囲は,<LOD-1135と<LOD-16.68ng・L(-1)であった。それぞれ35~70および60~85%であったが,カルバマゼピンは<LOD-8.80ng・L(-1)の範囲にあり,検出頻度は65%であった。スルファメトキサゾール,トリメトプリム,エリスロマイシン-H_2Oおよびタイロシンの濃度は,給餌水産養殖地域において明らかに高かった。主成分分析は,供給水産養殖活動が河川表面水における医薬品汚染の大部分に寄与していることを確認した。病院,看護家庭,下水廃水または周辺地域からの表面流出は,すべてメトロニダゾールとカルバマゼピンの存在に寄与する可能性がある。予備的生態リスク評価により,スルファメトキサゾール,エリスロマイシン-H_2O及びタイロシンは中程度のリスクを示し,カルバマゼピンは最大測定濃度に対して高感度水生生物に対して低リスクを示すことを明らかにした。したがって,本研究は,異なる河川と季節における医薬品汚染が定量化される必要があり,ヒトの健康リスクと同様に生態学がバングラデシュにおいて評価される必要があることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： スルホンアミド ,  ヒト ,  *表面水 ,  *生態 ,  抗生物質 ,  廃水 ,  微生物 ,  *河川 ,  主成分分析 ,  *バングラデシュ人民共和国 ,  アミノ糖 ,  アルデヒド ,  ケトン ,  大環状化合物 ,  ラクトン ,  デオキシ糖 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  ヒドロキシ化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  酸素複素環化合物 ,  第一アミン ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  フェノールエーテル ,  アルコール ,  ニトロ化合物

著者キーワード (5件)： 医薬品 ,  河川表面水 ,  給餌養殖 ,  病院廃水 ,  生態学的リスク

分類 (3件)： 生態系  (EE01040P) ,  河川汚濁  (SB02020F) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z)

物質索引 (5件)： タイロシン ,  スルファメトキサゾール ,  カルバマゼピン ,  トリメトプリム ,  メトロニダゾール

タイトルに関連する用語 (6件)： バングラデシュ ,  河川 ,  表面水 ,  医薬品 ,  生態 ,  リスク