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J-GLOBAL ID:201802215963344003   整理番号:18A0312579

異なる作物上における捕食性天敵スワルスキーカブリダニ(ダニ目:カブリダニ科)の定着と増殖の差異

Differences in Establishment and Population Growth of the Predatory Mite Amblyseius swirskii(Acari: Phytoseiidae)on Different Commercial Crops.
著者 (4件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 223-232(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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捕食性天敵スワルスキーカブリダニ(AS)に対する4商品作物(ピーマン,ナス,サヤインゲン,スナップエンドウ)の適合性を,24°C下での定着と増殖,餌としての花粉の適合性,葉面の微細構造,即ち毛状組織(毛状突起,毛じ)とダニ室(domatia)の存在及び形態の影響から評価した。各作物上へASを放飼した後のAS数は,作物間で有意な差が見られ,生息密度はピーマンが最も高く,次いでサヤインゲン,ナス,スナップエンドウの順であった。花粉を与えた場合の産卵率,葉面上での産卵場所,ミナミキイロアザミウマに対する捕食量から,ピーマンと比較してサヤインゲン,ナス,スナップエンドウでASの増殖が少ない要因は以下のように推察された。1)サヤインゲン:餌源としての花粉の適合性の低さ,及び花の変動による花粉供給の不安定さ,2)ナス:餌源としての花粉の適合性の低さ,及び葉面にある毛状突起が尖っていることによるASの捕食行動や産卵行動の妨害,3)スナップエンドウ:産卵場所としての葉面上の微細構造の欠落,及び葉面上のエピクチクラワックスによるASの捕食行動や産卵行動の妨害。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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生物的防除  ,  個体群生態学  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  野菜 
引用文献 (34件):
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