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J-GLOBAL ID:201802216619736169   整理番号:18A0144767

バニラさやからのバニリンの「緑の「抽出のための天然深共晶溶媒の応用【Powered by NICT】

Application of natural deep eutectic solvents for the “green”extraction of vanillin from vanilla pods
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 91-96  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0041C  ISSN: 0882-5734  CODEN: FFJOED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,天然の深共晶溶媒(NADES),新しいタイプの溶媒が開発され,従来の有機溶媒の代替「グリーン溶媒」として人気を集めている。バニリンのような植物材料からフレーバや香料の従来の抽出は,有機溶媒の使用を含む面倒な方法である。この場合バニリンの溶解度と14NADESにおけるバニラの莢からの抽出性を評価した。乳酸:プロパンジオール(620 mg/mL)と乳酸:フルクトース(320 mg/mL)のようないくつかのNADESの溶解度は,有機溶媒の例えばメタノール(632.94 mg/mL)またはエタノール(375.81 mg/mL)とほぼ同様であることが分かった。興味深いことに,バニラの莢からのバニリンの抽出性は溶解度試験で観察された結果を反映していた。クエン酸フルクトースグルコース(CAFG),フルクトース-グルコース(FG),リンゴ酸とグルコース(MAG),およびリンゴ酸フルクトースグルコース(MAFG)のような食品成分として適していることを成分を持ついくつかのNADESは,エタノール(4.4 mg/g DW)よりも高い抽出力(7.6、10.1、16.7、および16.3mg/gDW)を示した。溶解度と抽出性の間の不一致はNADESに依存してマトリックスとの相互作用の違いによる可能性がある。バニリンの抽出性に及ぼすいくつかのNADES中の水含有量の影響も研究した。高い抽出容量とその成分の毒性の欠如により,NADESは食品及び化粧品に用いられるフレーバと香料の抽出のために非常に適している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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食品添加剤 
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