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J-GLOBAL ID:201802216818523100   整理番号:18A0314423

日本海沿岸の砂浜海岸で底生無脊椎動物集団に影響する環境要因:沿岸の生物地理学への含意

Environmental factors affecting benthic invertebrate assemblages on sandy shores along the Japan Sea coast: implications for coastal biogeography
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 271-281  発行年: 2018年01月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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砂浜海岸の集団は,主として物理的環境因子によって構築される。この構築化は,生物地理学的領域を評価する独特の機会を提供する。本研究では,無脊椎動物集団を同定し,環境要因および地理分布とそれらの関係を説明するために,そりネットを用いて本州の日本海沿岸における砂浜海岸の39地点の浅い下干潮帯(0.2~1.2m)を調査した。合計で78の分類単位を取得し,これら地点の集合間のMorisita-Horn非相似性指数値によって集団の6つのクラスタを認識した。指標分類単位をクラスタのために同定し,距離ベースの冗長性解析(dbRDA)から,一連の5つの環境要因(波打ち帯の斜面角度,堆積粒サイズ,平均波フェッチ,春の海面水温,並びに夏のクロロフィルa濃度)は,集団の変動を有意に説明することが示された。クラスタの2つの地理的分布は局所化されて互いに相容れなかったが(北に1つおよび南に1つ),他の4つのクラスタは海岸に沿って散在した。dbRDA配置で,これらの2つのクラスタは第1の軸の反対側でプロットされ,そこで春の海面水温および夏のクロロフィルa濃度は高い寄与を示した。2つのクラスタ間の空間的ギャップは本州中部の能登半島と佐渡島の間の地域に位置し,それは日本海沿岸の砂浜海岸生物の地理的領域の境界として提唱される可能性があった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (50件):
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