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J-GLOBAL ID:201802218321764342   整理番号:18A2067337

2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルラジカルの水溶液及び有機溶液の酸化還元状態に及ぼすプラトー炭素イオンビーム及びX線の影響の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of effects of plateau carbon-ion beams and x-rays on the redox states of aqueous and organic solutions of 2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl radical
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  号: S1  ページ: S56  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0414C  ISSN: 0891-5849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭素イオン(C-イオン)ビームは,ある侵入深さでBraggピークと呼ばれるエネルギー堆積の鋭い最大値を示すことが知られている。したがって,癌細胞は腫瘍にBraggピークを調整することによって正確に殺される。しかし,Braggピークの前のCイオンビームのプラトー領域における線量は必ずしもゼロではない。本研究では,プラトーCイオンビームによる照射後の水溶液と有機溶液の酸化還元状態を,酸化還元プローブとして2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルラジカル(DPPH)により評価した。日本放射線科学研究所において,千葉(HIMAC)における重イオン医療加速器(HIMAC)を用いて,Cイオンビーム(核子当たり290MeV,13keVμm~1)の照射を行った。X線照射(X線管電圧:200kV,X線管電流:20mA,プレフィルタ:0.5mm Cu+0.5mm Al,線量率:1.78Gy min-1)に対して,Shimadzu Pantak HF-320を用いた。水中のβ-シクロデキストリンによって可溶化したDPPHの水溶液のC-イオン照射は,DPPHによる527nmの吸収バンドの減少をもたらした。527nmでの吸光度は放射線量の増加と共に直線的に減少した。CイオンビームをX線で置き換えたとき,線形プロットの勾配はCイオンビームの場合と同じであった。H_2Oをβ-シクロデキストリンなしでメタノールまたはアセトニトリルで置換したとき,類似の結果が得られたが,傾斜値はH_2Oの場合と比較して2倍大きかった。一方,DPPH-は,H_2O,メタノールおよびアセトニトリルよりも飽和脂肪酸エステルであるイソプロピルミリスタート(IPM)中のCイオンビームまたはX線に対してより敏感であった。さらに,Cイオンビームは,IPMにおいてX線よりも効果的にDPPHを消費し,脂質分子がX線よりもCイオンビームに対してより敏感である可能性があることを示唆した。この機構を電子スピン共鳴(ESR)スピントラッピングによる生成物分析に基づいて議論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  細胞レベルに対する影響 

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