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J-GLOBAL ID:201802219654861277   整理番号:18A0783771

高齢者集団におけるうつ病と認知症:うつ病の歴史は認知症発症と関連するかもしれない TOMEプロジェクト【JST・京大機械翻訳】

Depression and Dementia in Old-Old Population: History of Depression May Be Associated with Dementia Onset. The Tome Project
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 335  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7056A  ISSN: 1663-4365  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:本研究では,地域に基づく高齢コホートにおける欝病,抑うつ状態および認知症の歴史の間の関係を検討した。方法:2012年から2013年まで,著者らは日本のTomeに住む200人の被験者を募集した。最終的に,181人の被験者を著者らの研究に登録し,全体の研究プロトコルを完了した。著者らは,被験者が抑欝または他の感情障害の履歴を有するかどうかを評価するために,世界精神健康複合国際診断面接3.0を用いた。同時に,3.0テスラ脳磁気共鳴画像(MRI)を各被験者に対して実施した。結果:181名の被験者のうち66名は正常(臨床的認知症評価[CDR]=0),88名はMCI(CDR=0.5),27名は認知症(CDR=1以上)であった。181名の被験者のうち9名(4.9%)は抑うつエピソードの既往があった。CDRはうつ病の既往のある被験者で有意に高かった(0.9対0.4,p=0.046)。181名の被験者のうち72名(39.7%)は抑うつ症状を示した。欝病を有する被験者は,より低いミニ精神状態検査スコア(21.6対23.3,p=0.008),より高いCDRスコア(0.6対0.3,p=0.004)および内側側頭葉のより多くの萎縮(4.4対3.7,p=0.036)を示した。結論:うつ病の病歴は,全原因性認知症の危険因子と考えられるべきである。高齢者集団において,欝病は認知症のより高い罹患率,より低い認知能力,およびより小さい海馬に関連している。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精神障害  ,  神経系の疾患 

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