抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・津波により陸域に形成される堆積物(津波堆積物)がどこからどこに運ばれるかを明らかにするため,水路試験を実施。
・全長13m,幅0.2mの水路を用い,海浜もしくは海底を供給源に想定した砂床に,様々な条件の津波を作用させて実験。
・その結果,以下の知見。
・1)陸域に形成される津波堆積物の起源の多くは,海底堆積物よりも海浜堆積物に起源を有し,海底堆積物は海浜域に堆積。
・2)古津波堆積物認定の際に,海底堆積物の痕跡の有無のみに頼るのは危険。
・3)海浜堆積物が細粒の場合は,内陸方向に一定かやや増加する傾向があり,2011年東北沖津波の堆積物分布と整合的。