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J-GLOBAL ID：201802220699256371   整理番号：18A1918156

セラミックスの破壊統計に関する有限要素解析

著者 (3件)： 尾崎伸吾 (横浜国大) ,  長田俊郎 (物質・材料研究機構 構造材料研究拠点) ,  中尾航 (横浜国大)
資料名： Fine Ceramics Report  (Fine Ceramics Report)
巻： 36  号： 4  ページ： 152-156  発行年： 2018年10月20日 
JST資料番号： L0506A  ISSN： 0911-5269  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・画像観察等で得られた微視構造情報(相対密度,欠陥分布,粒径分布など)を各種確率密度関数で表現し,破壊力学を介して連続体損傷モデルのパラメータに反映して,セラミックの強度のばらつきを予測する有限要素解析手法を提案。
・構成モデル,破壊力学モデル,有限要素解析モデル(解析モデル,境界条件,微視構造の確率的分布),破壊統計の解析結果について紹介。
・解析例として,Al₂O₃/30vol%SiCの3点曲げ試験を取り上げ,有限要素解析モデルと微視構造の確率的分布を考慮した数値解析手順を説明。
・本手法の利点として,任意の境界条件下で任意の形状の部材の解析が可能,他の損傷モデルや破壊力学モデルの適用が可能なことなどを提示。

シソーラス用語： *セラミック ,  *破壊力学 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  *微細構造 ,  相対密度 ,  欠陥 ,  粒度分布 ,  確率密度関数 ,  解析モデル ,  微視力学 ,  境界条件 ,  破壊強さ ,  内部欠陥 ,  Weibull分布
準シソーラス用語： *有限要素解析 ,  微細組織 ,  粒径分布 ,  損傷モデル ,  破壊強度

分類 (1件)： セラミック材料  (HC04040H)

引用文献 (10件)：

• A. G. Evans : Structural reliability, a processing-dependent phenomenon, J. Am. Ceram. Soc., 65, p127-137 (1982)
• H. Peterlik : Relationship of strength and defects of ceramic materials and their treatment by Weibull theory, J. Ceram. Soc. Japan, 109, S121-S126 (2001)
• R. Danzer, T. Lube, P. Supancic and R. Damani : Fracture of ceramics, Advanced Engineering Materials, 10, p275-298 (2008)
• Y. Taniguchi, J. Kitazumi and T. Yamada : A study on strength distribution and size effect of ceramics by computer-simulated experiment, J. Society Mat. Sci. Japan, 38, p1428-1433 (1989)
• A. Zimmermann, J. Rodel : Fracture statistics based on pore/grain-size interactions, J. Am. Ceram. Soc., 82, p2279-2281, (1999)

タイトルに関連する用語 (4件)： セラミックス ,  破壊 ,  統計 ,  有限要素解析