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J-GLOBAL ID：201802221946505677   整理番号：18A0704263

概念ベースとWord2Vecを用いた関連度計算方式の提案

The Method of Measuring the Degree of Association between Concepts using Concept-base and Word2Vec

著者 (3件)： 世良拓也 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  土屋誠司 (同志社大 理工) ,  渡部広一 (同志社大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 468(AI2017 43-51)  ページ： 43-48  発行年： 2018年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人にはある語から他の語を連想する能力がある。この能力をコンピュータに実現できれば,人とコンピュータが自然で円滑な会話を行うことができるようになると考えられる。語と語を連想して関連付けるためには,単語同士の意味的な近さを定量化する必要がある。概念ベースとは,ある語をその特徴を表す語と重みの対の組の集合によって定義する知識ベースである。関連度計算方式とは,概念ベースを使用して語と語の意味的な近さを定量化する技術である。本稿では,Wikipediaを情報源として概念ベースとWord2Vecを用いた言語特徴空間を構築する。そしてそれらを用いて単語同士が意味的にどの程度似ているかを定量的に表現する関連度計算方式を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *知識ベース ,  性質 ,  *連想処理 ,  コンピュータ ,  意味解析 ,  *重みづけ ,  情報源 ,  空間 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： 概念ベース ,  関連度 ,  定量化 ,  特徴空間

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (8件)：

• 土屋誠司,小島一秀,渡部広一,河岡司, ′′常識的判断システムにおける未知語処理方式′′, 人工知能学会論文誌, Vol.17, No.6, pp.667-675, 2002.
• 笠原要,松澤和光,石川勉, ′′国語辞書を利用した日常語の類似性判別′′, 情報処理学会論文誌, Vol.38-No.7, pp.1272-1283, 1997.
• 荒木孝允,奥村紀之,渡部広一,河岡司, ′′比較対象概念の共通属性を重視する動的関連度計算方式′′, 同志社大学理工学研究報告, Vol.48, No.3, pp.14-24, 2007.
• 八木康史(編),斉藤英雄(編), ′′-CVIMチュートリアルシリーズ- コンピュータビジョン最先端ガイド2′′, アドコム・メディア(株), 2011.
• ′′MeCab′′, <http://taku910.github.io/mecab/>, (参照 2017-12-28).

タイトルに関連する用語 (4件)： 概念ベース ,  関連度 ,  計算 ,  提案