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J-GLOBAL ID：201802222208515187   整理番号：18A1118565

汚れ及び塗膜劣化が高反射率塗料の反射率経時変化に及ぼす影響に関する研究

Study on the Influence of Dirt and Coating Deterioration on Aging of Solar Reflectance on High Reflectance Paint

著者 (3件)： 竹林英樹 (神戸大 大学院工学研究科) ,  青山泰三 (カネカ) ,  園田健 (カネカ)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 53  号： 6  ページ： 184-190  発行年： 2018年06月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高反射率塗料で被覆された屋根の太陽反射率は汚れにより低減される。著者らは,2年以上の間,自己洗浄化機能の有無にかかわらず,高反射率塗料によって被覆された屋根の太陽反射率を連続的に測定した。汚れにより2年間,自己浄化塗料の太陽反射率は0.5%/月低減した。従来型塗料に対する太陽反射率は被覆後4か月で4%/月低減した。それから,塗装劣化により2年間,自己浄化塗料と同様の値に回復した。太陽反射率がほとんど減少しない自己浄化機能は,ヒートアイランド軽減効果と省エネルギー効果を連続的に得るために効果的である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *劣化 ,  *塗料 ,  *汚染 ,  経時変化 ,  *反射率 ,  高さ ,  *自浄作用 ,  屋根 ,  耐水性 ,  有機ケイ素化合物 ,  シリコーン樹脂 ,  *高反射率塗料 ,  太陽高度 ,  *塗膜劣化 ,  *日射反射率

分類 (1件)： 塗料の性質  (YJ03020Q)

引用文献 (4件)：

• H. Takebayashi, K. Miki, K. Sakai, Y. Murata, T. Matsumoto, S. Wada, T. Aoyama : Experimental examination of solar reflectance of high-reflectance paint in Japan with natural and accelerated aging, Energy and Buildings, 114, pp. 173-179 (2016)
• 竹林英樹, 森山正和 : 高反射率塗料を塗布した折板屋根の日射反射率低下量の算定に関する研究, 日本建築学会技術報告集, 第39号, pp.623-626 (2012)
• JSTM J 6151, 現場における陸屋根の日射反射率の測定方法 (2014)
• 村田泰孝, 酒井幸司, 三木勝夫, 石原修 : 高反射率塗装による吸収日射低減効果に関する研究 : 第1報屋外での日射反射率測定の精度向上に関する検討, 日本太陽エネルギー学会, Vol.38, No.3, pp.59-66 (2012)

タイトルに関連する用語 (6件)： 汚れ ,  塗膜劣化 ,  高反射率塗料 ,  反射率 ,  経時変化 ,  研究