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J-GLOBAL ID:201802222608708668   整理番号:18A1011065

土着広食性カブリダニ4種(ダニ目:カブリダニ科)に対する各種殺虫剤の影響

Effects of Pesticides on Four Native Generalist Phytoseiid Species(Acari: Phytoseiidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 29-39(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広食性カブリダニ種に対する効率的な毒物学試験のために新規人工アリーナを開発した。日本の果樹園で多量に見つかる4種の土着種,Amblyseius eharai Amitai and Swirski,Amblyseius tsugawai Ehara,Euseius sojaensis(Ehara)及びTyphlodromus vulgaris Eharaに対する殺虫剤22種及び殺ダニ剤7種の毒性を試験した。フルベンジアミド,クロルアントラニリプロール,シアントラニリプロール,ジフルベンズロン,テフルベンズロン,フロニカミド及びピリフルキナゾンは本研究で試験した4種すべての雌成虫及び未成熟個体の生存及び繁殖力に無害またはわずかに有害であった。ブプロフェジン及びBT剤も雌成虫及びE.sojaensisを除く未成熟個体にわずかに有毒であった。すべてのネオニコチノイド系は雌成虫の生存に及ぼす影響はほとんどなかったが,繁殖力を低下した。未成熟個体の繁殖力及び生存に及ぼすネオニコチノイド系の影響は化学物質とカブリダニ種によって変化したが,チアクロプリド及びジノテフランは4種すべてに対して適度に有毒であった。チアメトキサムもまたE.sojaensis以外のすべての種に対して適度に有毒であった。フェニトロチオン,パーメトリン,ビフェントリン,シラフルオフェン,スピノサド及びスピネトラムは4種すべてに有毒であった。殺ダニ剤の中で,シフルメトフェン及びピフルブミドは4種すべてに無毒またはわずかに有毒であった。さらにシエノピラフェンは雌成虫及びE.sojaensis以外の未成熟個体に対して無毒またはわずかに有毒であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  化学的防除 
物質索引 (20件):
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引用文献 (38件):
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