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J-GLOBAL ID:201802223854491855   整理番号:18A0615756

肺腺癌によるセルロプラスミンの異所性産生は予後と有意に関連している【Powered by NICT】

Heterotopic production of ceruloplasmin by lung adenocarcinoma is significantly correlated with prognosis
著者 (8件):
資料名:
巻: 118  ページ: 97-104  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セルロプラスミン(CP)は主に肝臓で合成された良く知られた銅結合蛋白質であるが,その発現は癌患者の血清中と悪性腫瘍細胞で上昇していることが知られている。肺癌は世界的に癌関連死の主要原因であり,腺癌は肺癌の主要な組織学的タイプである。しかし,肺腺癌におけるCPの役割はまだ不明である。ここでは,肺腺癌の種々の組織学的サブタイプにおけるCPの発現と臨床病理学的パラメーターとの相関を調べ,比較した。定量的リアルタイムRT PCRおよびウエスタンブロット分析を用いた肺腺癌試料及び細胞株におけるCPの発現を検討した。CPの免疫組織化学は肺腺癌の196試料を用いて行った。CP発現は浸潤性腺癌で有意に高い粘膜上皮内腺癌(AIS)し,転帰不良,病理病期,pTおよびpNと有意に相関した。多変量解析はCP発現は肺腺癌患者の独立予後因子であることを示した。さらに,肺腺癌細胞株から抽出した蛋白質を用いたウェスタンブロット分析は,CPの分泌型を明らかにした。CPは肺腺癌細胞における異所的に産生され,その発現は腫瘍進行と関連している。腫瘍細胞におけるCPの分泌型の存在を考慮して,CPは肺腺癌の有用なバイオマーカーになる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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呼吸器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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