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J-GLOBAL ID:201802224556654411   整理番号:18A1340001

都市大気環境中のPM2.5及びサブミクロン粒子(PM1)の化学組成による発生源推定

Chemical Composition and Sources Estimation of PM2.5 and Submicron Particles (PM1) in Urban Atmosphere Based on Chemical Components
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 363-368(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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サブミクロン粒子(PM1)と微粒子(PM2.5)を,2016年4月から12月まで東京の都市大気で収集した。サイクロン試料採取器を用いて,2日間,16.7Lmin-1の流量で石英繊維フィルタ上のPM1とPM2.5試料を収集した。PM1対PM2.5(PM1/PM2.5)の比率は,4月から12月まで0.51~0.97であった。PM1/PM2.5は粗粒子,一次天然粒子によって影響されると考えられる。化学組成に関して,NH4+,SO42-,OC,ECおよびV,Sb,およびPbのような人為的発生源の元素のPM1/PM2.5は,Na,Mg,およびFeのような天然源の元素のものより大きかった。新宿における都市大気は,PM1のチャー-EC/すす-ECの増加に起因するバイオマス燃焼によって影響を受ける可能性があった。PM1といくつかの微量元素(Mn,Fe,Cu,Zn,Rb,Cd,Sn,Sb,およびPb)の間に高い相関(r>0.80)があった。その結果,これらの元素はPM1の発生源に深く関係していると考えられる。さらに,PM1中にはSbとCuを含む自動車ブレーキダスト粒子とMnとFeを含む土壌粒子がある。従って,Zn,Cd,Pb,Sb,およびCuは廃棄物焼却によって影響され,Mn,Fe,Cuは鉄鋼業活動によって影響されると考えられる。(翻訳著者抄録)
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粒状物調査測定 
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