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J-GLOBAL ID:201802224613718190   整理番号:18A1340000

2013~2016年度の山口県山陽小野田市における大気中粒子状物質の成分分析からみたPM2.5の推移

Variation of PM2.5 through an Analysis of Components in Atmospheric Particulate Matter in Sanyo Onoda, Yamaguchi, Japan from FY 2013 to FY 2016
著者 (2件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 355-361(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,2013年3月から2017年2月にかけて,日本,山口県,山陽小野田市における微粒子状物質(PM2.5)と無機イオン成分(SO42-,NO3-,NH4+,Na+,Cl-,K+,Mg2+,Ca2+)濃度の変化について述べた。年平均PM2.5質量濃度は山陽小野田市では21.2μgm-3から17.0μgm-3に減少し,日本では同様の減少傾向が観察された。イオン成分の年平均全質量濃度も19.6μg/m3から13.8μg/m3に減少した。PMの主成分はSO42-,NO3-,及びNH4+で,全イオン成分質量濃度の72~76%を占めた。アニオンとカチオンの間の等価濃度の関係は,1.01(r=0.745)の勾配で線形であった。この期間に,中国,北京では,年間平均PM2.5の質量濃度は,2013年度の99.1μgm-3から2016年度の79.9μgm-3に減少した。さらに,北京におけるSO2とNO2垂直カラム密度は劇的に減少した。これらの結果から,山陽小野田市におけるPM2.5の減少傾向とPMsにおける主要成分が,中国の大気質改善に関係している可能性が高いと考えられる。(翻訳著者抄録)
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