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J-GLOBAL ID:201802227338183518   整理番号:18A0947186

19Fおよび1H核間の核Overhauser効果およびNMR緩和速度測定により研究したルテニウム-含有有機金属イオン液体の平均分子間距離と動力学

Average Intermolecular Distances and Dynamics of Ruthenium-Containing Organometallic Ionic Liquids Studied by Nuclear Overhauser Effects between 19F and 1H Nuclei and NMR Relaxation Rate Measurements
著者 (4件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 571-576(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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カチオン性ルテニウムサンドイッチ錯体{[Ru(C5H5)(C6H5R)]X;R=OCH(C4H9)2,OCH(C2H5)(C6H13);X=N(SO2CF3)2,N(SO2F)2}を含む有機金属イオン液体の物理的性質は置換基に依存する。これらのイオン液体の構成イオンの運動状態と立体配置についての詳細な情報を得るために,著者らは一次元(1D)ヘテロ核Overhauser増強分光法(HOESY)NMR実験および標準緩和速度(1/T1および1/T2)測定を行った。拡張Solomon微分方程式に基づく実験データを解析することにより,各イオン液体中のいくつかのカチオンブロックとアニオン間の分子間交差緩和速度を決定した。結果として,著者らはイオン液体中のカチオンとアニオン間のいくつかの分子間距離を推定することができた。これは,NMRが分子間交差緩和速度の決定およびどんなX線データの支持もなくヘテロ核多重スピン系からなる高粘性イオン液体の分子間距離の推定に適用された初めてのことである。これらのイオン液体の粘度はカチオンとアニオン間の分子間距離よりもむしろカチオンの運動相関時間に大きく依存した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
融解塩  ,  白金族元素の錯体  ,  錯体のNMR 
引用文献 (35件):
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