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J-GLOBAL ID：201802227725138665   整理番号：18A0233668

気候モデルMIROCによる初期値化・予測実験:海洋フル同化vsアノマリ同化

著者 (7件)： 片岡崇人 (東大 大気海洋研) ,  小山博司 (東大 大気海洋研) ,  小野純 (海洋研究開発機構) ,  建部洋晶 (海洋研究開発機構) ,  望月崇 (海洋研究開発機構) ,  渡部雅浩 (東大 大気海洋研) ,  木本昌秀 (東大 大気海洋研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 108  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気候モデルMIROCを海洋の基本場まで修正した同化実験(フル同化)および,基本場はモデルバイアスを保ったまま偏差のみを同化した実験(アノマリ同化)を行い,それらを初期値とした事後予測実験を行った。西太平洋や北大西洋に数年先まで一定のスキルがみられたが,前者に関わると予想される太平洋数十年規模振動指数の予測スキルは概して低かった。後者に関わる大西洋十年規模振動は5年先まで一定の予測スキルが見られ,初期値化の効果も確認されたが,フル同化とアノマリ同化という初期値化の差異は見られなかった。また,海氷を同化する事によってベーリング海やロス海,ウェッデル海の海氷に数ヶ月の予測スキル向上が見られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *気候モデル ,  テレコネクション ,  *結合モデル ,  データ同化 ,  海面水温 ,  海氷 ,  *海洋モデル
準シソーラス用語： 太平洋十年規模振動 ,  大西洋数十年規模振動 ,  大気海洋結合モデル

分類 (2件)： 気候学,気候変動  (DC05140T) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 気候モデル ,  MIROC ,  初期値化 ,  予測 ,  実験 ,  海洋 ,  同化 ,  Vs