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J-GLOBAL ID:201802227884926361   整理番号:18A1414098

野辺山45m望遠鏡を用いたFOREST無バイアス銀河面撮像サーベイ(FUGIN) III M17での分子雲-分子雲衝突によるNGC6618クラスタ形成に対する考えられる証拠

FOREST Unbiased Galactic plane Imaging survey with the Nobeyama 45 m telescope (FUGIN). III. Possible evidence for formation of NGC 6618 cluster in M 17 by cloud-cloud collision
著者 (21件):
資料名:
巻: 70  号: SP2  ページ: S42.1-S42.16  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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FUGIN(野辺山FOREST超広域銀河面サーベイ)計画の一部として得られたM17巨大分子雲の12CO(J=1-0),13CO(J=1-0)及びC18O(J=1-0)画像を示した。この観測は,M17SWとM17N分子雲の全領域を,今日までで最高の角度分解能(~19′′)でカバーしているが,これは2.0kpcの距離で約0.18pcに相当する。この領域は,非常に低速度(VLV)のクランプ,低速度成分(LVC),主速度成分(MVC),および高速度成分(HVC),の四つの異なる速度成分から成ることを見出した。LVCとHVCは空洞を有する。NGC6618クラスタから放射された紫外線光子は空洞を通して~5pcまでN分子雲に侵入し,分子ガスと相互作用する。この相互作用は,N分子雲における若い星状天体の分布と相関している。HVCを東-南東方向に向かって0.8pcだけずらした後には,LVCとHVCは相補的に分布し,LVCとHVCの衝突が両方の分子雲に空洞を形成したことを示唆している。衝突速度とタイムスケールは各々,9.9km s-1と1.1×105yrと推定される。高い衝突速度は10-3M(太陽)yr-1までの質量降着率を与えることができ,高い柱密度(4×1023cm-2)は重いクラスタ形成をもたらす可能性がある。この分子雲-分子雲衝突のシナリオは,Hoffmeister等(2008,ApJ,686,310)によって提案されたNGC6618クラスタの星の種族と形成史を良く説明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 

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