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J-GLOBAL ID:201802228200921425   整理番号:18A0175021

微粒子ピーニング処理を施したA7075アルミニウム合金の疲労特性

Fatigue Properties of Fine Particle Peened A7075 Aluminum Alloy
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  号: 12  ページ: 900-905(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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微粒子ピーニング処理されたA7075アルミニウム合金の疲労強度および亀裂伝播挙動を調べた。微粒子ピーニング処理による残留応力は,表面では約-350MPaであり,内部では徐々に低下し,表面から約80μmで消滅した。微粒子ピーニング処理試料の107サイクルにおける疲労強度は,非ピーニング処理試験片の1.3倍であった。また,亀裂進展挙動について3種類の応力比の下で調べた。亀裂先端付近の変位分布をデジタル画像相関法により測定し,有効応力拡大係数範囲と亀裂先端開口部応力を求めた。微粒子ピーニング処理は,亀裂長さが小さい場合には,特に亀裂の開口を抑制するのに寄与した。また,応力比が小さい場合に,微粒子ピーニング処理による亀裂伝播の遅延効果が顕著であることを明らかにした。亀裂が開口し始めると,亀裂開口比は非ピーニング状態とほぼ同じであり,これは,有効応力拡大係数範囲が,亀裂開口変位から計算できることを意味する。亀裂進展速度は,有効応力拡大係数によって整理した場合,すべてのデータは単一の狭い散布帯に表示される。したがって,微粒子ピーニング処理を施した場合であっても,有効応力拡大係数範囲は,表面亀裂伝播速度を支配する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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金属材料  ,  熱的操作によらぬ硬化 
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