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J-GLOBAL ID:201802228245616145   整理番号:18A0276685

メンデルランダム化解析を用いたリポ蛋白質亜分画とトリグリセリド濃度に及ぼすアルコールの因果効果:長浜研究【Powered by NICT】

The causal effects of alcohol on lipoprotein subfraction and triglyceride levels using a Mendelian randomization analysis: The Nagahama study
著者 (10件):
資料名:
巻: 257  ページ: 22-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光への適度なアルコール消費は循環している高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL C)レベルを増加させ,低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL C)レベルを低下させる可能性がある。しかし,生物学的に重要なリポ蛋白質亜分画に及ぼすアルコールの影響はほとんど知られていない。メンデルランダム化解析を用いたリポ蛋白質亜分画に及ぼすアルコールの影響を明らかにすることを目的とした。研究被験者は,8364種の一般的日本人から成っていた。アルコール代謝の律速酵素,アルデヒドデヒドロゲナーゼ2遺伝子のrs671多型は操作変数として使用した。リポ蛋白質亜分画は均一アッセイにより測定した。ALDH2遺伝子型の生物学的に活性な*1対立遺伝子は,男性におけるアルコール消費(p<0.001)と関連していた。可能な共変量で調整した回帰分析では,*1対立遺伝子は正のHDL亜分画(HDL2 C: β=0.082, p<0.001; HDL3 C: β=0.195, p<0.001)のためのサブ解析でもHDL-Cと関連していた。とは対照的に,*1対立遺伝子は逆全LDL-Cレベル(β= 0.049, p=0.008)と関連していたが,大きな浮力LDL-C(β= 0.124, p<0.001)とsmall dense LDL-C(β=0.069, p<0.001)との関係は逆であった。大型浮揚性LDLへのsmall dense LDLの比率は*1対立遺伝子(β=0.127, p<0.001)の数とともに直線的な増加を示した。*1対立遺伝子は逆LDL亜分画(β= 0.097, p<0.001)に対して調整した分析ではなく,総LDL(β=0.014, p=0.410)のトリグリセリドレベルと関連していた。アルコールは粒径に関係なくH DL-Cレベルを増加させる可能性がある。さらに,アルコールは全LDL-Cを低下させる可能性があるが,アテローム形成性小型高密度LDL-Cの比率は減少したトリグリセリドレベルとの潜在的相互関係により部分的に増加した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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脂質代謝作用薬の基礎研究 

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