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J-GLOBAL ID：201802228250814813   整理番号：18A0176880

居住者の和室に対する思い入れ及び要求と今後の和室の展望について

Feelings and Expectations of Residents toward Japanese-Style Rooms and the Future Prospects of Such Rooms

著者 (3件)： 竹原広実 (京都ノートルダム女子大学) ,  佐々尚美 (武庫川女子大学) ,  梁瀬度子 (奈良女子大学)
資料名： 日本家政学会誌  (Journal of Home Economics of Japan)
巻： 68  号： 12  ページ： 674-686(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0763A  ISSN： 0913-5227  CODEN： NKGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 和室の将来展望を明らかにする目的で,和室に対する人々の思い入れを中心にアンケート調査を実施した。若い世代の回答者に,自分の思い入れと和室の数,連続した和室の有無,現在の居住地の年代等の関係があることが分かった。和室に思い入れのある若者の多くは,季節行事や客間等の特別な目的で使用している。和室の必要性が浮上している理由は,それが癒しであること,日本のアイデンティティの不可欠な部分であり,ユーザは快適な姿勢をとることができるということであった。そのような部屋が不要である理由の最も一般的な理由は,和室を持たないことによる不便な点がないということであった。和室に関して挙げられた長所は,彼らの必要性について与えられた理由と一致した。最も一般的に挙げられた短所は,和室を維持する負担であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *居間 ,  需要予測 ,  *愛情 ,  アンケート ,  青少年 ,  快適性 ,  属性 ,  維持管理 ,  季節 ,  人間行動 ,  風俗 ,  *文化
準シソーラス用語： *和室 ,  愛着 ,  若者 ,  アイデンティティ ,  行事

著者キーワード (8件)： 和室 ,  質問紙調査 ,  思い入れ ,  年代 ,  Japanese-style rooms ,  questionnaire survey ,  feeling ,  age

分類 (1件)： 各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (21件)：

• 1) 川村道乃, 今井範子, 伊東理恵. 住宅平面における畳空間の動向 : 首都圏の注文戸建住宅における. 家政誌. 2006, 57, 39-52
• 2) 湯浅裕樹, 鈴木義弘, 岡俊江. 多様化時代における分譲独立住宅平面構成の経時的比較分析 わが国の独立住宅における住要求に関する研究 (その1). 日本建築学会計画系論文集. 2013, 690, 1723-1732
• 3) 熊本県. い業データブック2015数字で見る熊本のい業. 熊本. 熊本県農林水産部生産局農業課, 2015, 9-10
• 4) 切原舞子, 鈴木義弘, 岡俊江. 平面構成・希望用途からみた座敷への住要求構造の分析 現代における住宅計画のための室要求構造の解明に関する研究その1. 日本建築学会計画系論文集. 2008, 633, 2301-2308
• 5) 鈴木義弘, 岡俊江, 切原舞子. 居間中心型住宅計画論の研究 : 和室の存亡と環境工学的アプローチを加えて. 住総研研究論文集. 2011, 38, 149-160

タイトルに関連する用語 (3件)： 居住者 ,  和室 ,  展望