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J-GLOBAL ID:201802228763558844   整理番号:18A0660535

島根県隠岐諸島黒曜石原産地の調査報告(4)-隠岐の島町久見宮ノ尾遺跡の試掘調査と原産地踏査-

Trial excavation at the Kumi-Miyano site and field survey of obsidian sources on the Oki Islands, Shimane prefecture, Japan
著者 (9件):
資料名:
号:ページ: 93-107  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: F1187A  ISSN: 2188-3483  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報告では,隠岐諸島島後に所在する黒曜石原産地と遺跡の踏査成果と,隠岐の島町久見宮ノ尾遺跡の試掘調査成果を報告する。本研究は,先史時代の人々の主要な資源の一つである黒曜石に着目し,島嶼環境下の原産地における人類集団の活動内容と,利用した先である消費地での黒曜石製石器群の分布状況とを総合的に理解するための枠組みを構築するという目的のもとにおこなったものである。踏査では,新たに4箇所の黒曜石原産地を発見し,1箇所の遺跡を発見した。久見宮ノ尾遺跡の試掘調査では,更新世末に位置づけられる槍先形尖頭器とその調整剥片からなる石器群の包含状況を姶良Tn火山灰とともに確認し,遺物包含層直下に黒曜石原石の産出層準である重栖層の堆積を確認した。このことから現地性の原産地に残されたいわゆる原産地遺跡として位置づけた。今後,隠岐諸島における黒曜石原産地・遺跡マップの完成のため,さらなる踏査を必要とする。また久見宮ノ尾遺跡では遺物の広がりを平面的に捉え,石器群の分布単位と組成を把握するための本発掘調査を実施していく必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
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人文地理学  ,  第四紀 

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