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J-GLOBAL ID:201802229121965500   整理番号:18A0140462

ピオグリタゾンはPPARγ非依存性経路を介してSTAT3阻害と増強されたAIF発現を介して癌細胞の増殖を阻害する【Powered by NICT】

Pioglitazone inhibits cancer cell growth through STAT3 inhibition and enhanced AIF expression via a PPARγ-independent pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 233  号:ページ: 3638-3647  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ピオグリタゾンはチアゾリジンジオンクラス,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ),核受容体ファミリーの転写因子を標的とするに属することを抗糖尿病薬である。高レベルPPARγおよびPPARγリガンドを発現する種々の癌細胞は細胞周期停止,細胞分化,およびアポトーシスを誘導する。しかし,これら過程の基になる機構は,不明のままである。ここでは,ヒト癌細胞におけるピオグリタゾン誘導アポトーシスの基礎となる機構を検討した。は同じ濃度で,ピオグリタゾンは,高又は低レベルPPARγを発現する癌細胞の死を誘導することを示した。,PPARγアンタゴニスト,ピオグリタゾンとGW9662の併用処理は,この細胞死表現型を救済しなかった。汎カスパーゼ阻害剤,Z-VAD-fmkは,高又は低レベルでPPARγを発現する癌細胞におけるピオグリタゾン誘導アポトーシスを逆転しなかった。ピオグリタゾンはシグナルトランスデューサーと転写活性化剤3(STAT3)とサバイビン発現の活性化を抑制し,これらの細胞におけるアポトーシス誘導因子(AIF)レベルを増加させた。さらに,ピオグリタゾンはサバイビンを抑制し,AIF発現を増加させることによりシスプラチンとオキサリプラチンの細胞毒性効果を増強した。これらの結果は,ピオグリタゾンがPPARγ非依存性経路を介してアポトーシスを誘導し,そのため,異なる癌の進行を制御するための潜在的治療薬としてのピオグリタゾンを記述することを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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