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J-GLOBAL ID：201802229328838300   整理番号：18A0183514

指示物体認識性能を向上させるロボットの確認行動

Robot Confirmation Behavior to Improve Object Reference Recognition

著者 (8件)： 木本充彦 (ATR知能ロボティクス研究所) ,  木本充彦 (同志社大学) ,  飯尾尊優 (ATR知能ロボティクス研究所) ,  飯尾尊優 (大阪大学) ,  塩見昌裕 (ATR知能ロボティクス研究所) ,  TANEV Ivan (同志社大学) ,  下原勝憲 (同志社大学) ,  萩田紀博 (ATR知能ロボティクス研究所)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 35  号： 9  ページ： 681-692(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,人・ロボットインタラクションにおいて,人によって指示された物体の認識性能を向上するための確認行動を提案した。本研究では,人から冗長性のある指示行動を行ってもらうために,人・人インタラクションおよび人・ロボットインタラクションにおける発話と身体動作の同調現象の知見に基づいて,ロボットの確認行動を制御する手法を確立した。提案手法の有効性を検証するために,距離画像センサ・マイクロフォンおよびロボットから構成される,人が指示した物体を認識する指示物体認識システムを構築した。実験の結果,提案手法における指示物体認識の成功率が対比条件における認識成功率よりも有意に高いことが示された。

シソーラス用語： ヒューマンインタフェイス ,  *人間機械系 ,  *物体認識 ,  *ロボット ,  発話 ,  動作
準シソーラス用語： ヒューマンロボットインタラクション ,  確認行動 ,  身体動作

著者キーワード (4件)： Human-robot Interaction ,  Object Reference Recognition ,  Alignment ,  Interaction for Recognition

分類 (2件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (24件)：

• [1] 西村,小篠,有木,中野:“一般物体認識に基づく音声で指示された物体の選択法”, 電子情報通信学会論文誌 D, vol.J98-D, no.9, pp.1265–1276, 2015.
• [2] G. Canal, C. Angulo and S. Escalera: “Gesture based human multi-robot interaction,” Proc. of 2015 International Joint Conference on Neural Networks, pp.1–8, 2015.
• [3] N. Iwahashi: “A method for the coupling of belief systems through human-robot language interaction,” Proc. of The 12th IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication ROMAN 2003, pp.385–390, 2003.
• [4] G.W. Furnas, T.K. Landauer, L.M. Gomez and S.T. Dumais: “The Vocabulary Problem in Human-system Communication,” Communications of the ACM, vol.30, no.11, pp.964–971, 1987.
• [5] K. Shinozawa, T. Miyashita, M. Kakio and N. Hagita: “User specification method and humanoid confirmation behavior,” Proc. of 2007 7th IEEE-RAS International Conference on Humanoid Robots, pp.366–370, 2007.

タイトルに関連する用語 (3件)： 物体認識 ,  ロボット ,  確認行動