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J-GLOBAL ID:201802229876100944   整理番号:18A1493630

プロピルチオ酢酸側鎖を有する陽イオン界面活性剤の凝集挙動とチオール-チオエステル交換

Aggregation Behavior and Thiol-Thioester Exchange for Cationic Surfactants with Propylthioacetate Side Chain
著者 (8件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 969-976(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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チオ酢酸基を含む一連の陽イオン界面活性剤,[CnH2n+1N(CH3)2(CH2)3SCOCH3] Cl (Cn3SAc,n=12,14,16)を調製し,水溶液中のそれら特性を伝導率,蛍光,および動的光散乱測定によって研究した。Cn3SAcの臨界ミセル濃度(CMCs)は,対応するアルキルトリメチルアンモニウムクロリドの値の約半分に減少した。チオ酢酸塩はジチオトレイトール(DTT)およびNaOHの添加により除去された。HPLC(高速液体クロマトグラフィー)分析とNMR(核磁気共鳴)分光法により,チオール界面活性剤の[CnH2n+1N(CH3)2(CH2)3SH] Cl (Cn3SH)が水溶液中でのDTTの添加でのチオール-チオエステル交換によって生成される一方,ジェミニ界面活性剤の[CnH2n+1N(CH3)2(CH2)3SS(CH2)3N(CH3)2CnH2n+1] 2Cl (2Cn3SS)はアルカリ溶液中でのインキュベーションによる加水分解と空気酸化により生成されることを示した。(翻訳著者抄録)
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