抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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テッポウエビは周囲雑音イメージングにおける格好の音源になり,その音響特性を把握することは重要である。筆者らは,以前より横須賀市走水港において採取された個体を用いて,研究室環境下にて発生音の計測を行ってきた。これまでに,音源強度とはさみ長(体長)には弱い正の相関があり,指向性は無指向であることを確認している。本研究では,横須賀市走水港および沼津市内浦湾で採取された個体を用いて,テッポウエビによって生成されるキャビテーション気泡および超音波パルス伝搬の可視化を行った。シュリーレン法によって得られた映像には,テッポウエビのはさみが閉じるときに単一気泡が生成され,気泡消滅の直後に極短パルス幅の球面波が放射され,さらにリバウンド気泡が消滅する度に球面波が繰り返し発生していることが確認された。(著者抄録)