文献

J-GLOBAL ID：201802231348187946   整理番号：18A0323096

静電噴霧法を用いたDMFC用触媒層の乾燥温度と発電性能の関係

Relationship Between Power Generation Performance and Drying Temperature of Catalyst Layer for DMFC by Electrostatic Spray

著者 (6件)： 江頭雅之 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  小林紀輝 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  北岡徳大 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  矢澤翔大 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  工藤祐輔 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  中西哲也 (日本大 大学院生産工学研究科)
資料名： 静電気学会誌  (Journal of the Institute of Electrostatics Japan)
巻： 42  号： 1  ページ： 34-39  発行年： 2018年01月31日 
JST資料番号： S0175A  ISSN： 0386-2550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・直接メタノール形燃料電池(DMFC)の燃料極(アノード)のPt-Ru/C触媒について,静電噴霧法で作製した時の乾燥温度と発電性能の関係を研究。
・触媒粉末とNafion(1:1)をエタノール水溶液中に分散した1%懸濁液を使用して,40~120°Cの各温度の電熱加熱アルミ板上のカーボン紙(20×20mm)に30mm上から噴霧ノズルでPt量が1mgになるまで3.5h噴霧。
・アクリル端板とステンレスセパレータとNafion膜などとこの部材でDMFCを作製し,発電性能を測定。
・高温で乾燥するほど細かい粒子が塗布できたが,熱劣化による活性低下も起こるので,100°Cが最適と判断。

シソーラス用語： *直接メタノール燃料電池 ,  *電極触媒 ,  アノード ,  白金触媒 ,  ルテニウム触媒 ,  触媒担体 ,  炭素材 ,  製膜 ,  噴霧法 ,  温度依存性 ,  電気化学的挙動 ,  インピーダンススペクトル

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電極過程  (CB07040U)

引用文献 (17件)：

• 内藤勝之: モバイル機器用ダイレクトメタノール形燃料電池. 高温学会誌 35[5] (2009) 245-249
• James Larminie Andrew Dicks 共著 槌屋治紀 訳: 解説 燃料電池システム, pp.6-9, 64-65, 75-77, オーム社 (2006)
• A.M. Chaparro, P.Ferreira-Aparicio, M.A.Folgado, A.J. Martin, L.DAZA:Ctalyst layers for proton exchange membrane fuel cell prepared by electrospray deposition on Nafion membrane. Journal of Power Sources, 196 [9] (2011) 4200-4208
• MARTIN S.,GARCIA-YABARRA P.L.,CASTILLO J.I.: Electrospray deposition of catalyst layers with ultla-low Pt loadings for PEM fuel cell cathodes. Journal of Power Sources, 195 [9] (2010) 2443-2449
• MARTIN S.,GARCIA-YABARRA P.L.,CASTILLO J.I.: High platinum utilization in ultra-low Pt loaded PEM fuel cell cathodes prepared by electrospraying. International Journal of Hydrogen Energy 35 [19] (2010) 10446-10451

タイトルに関連する用語 (5件)： 静電噴霧法 ,  DMFC ,  触媒層 ,  乾燥温度 ,  発電性能