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J-GLOBAL ID：201802231594291206   整理番号：18A0376261

さまざまなネットワークトラフィックアクセスパターンに対応可能なICNのスケーラブルなキャッシュコンポーネント

Scalable Cache Component in ICN Adaptable to Various Network Traffic Access Patterns

著者 (4件)： OOKA Atsushi (Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University) ,  SUYONG Eum (Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University) ,  ATA Shingo (Graduate School of Engineering, Osaka City University) ,  MURATA Masayuki (Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Web)  (IEICE Transactions on Communications (Web))
巻： E101.B  号： 1  ページ： 35-48(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0467A  ISSN： 1745-1345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 情報中心ネットワーキング(ICN)は世界中から注目を集めている。ICNの新しい側面(例えば,キャッシング,マルチキャスティング,および集約要求の組み合わせ)は,コンテンツのアドレスとして機能する名前に基づいている。名前とのコミュニケーションは,例えばInternet of Things,クラウドコンピューティング,スマート社会などの成長し複雑なインターネット技術に対処する可能性を秘めている。ICNを実現するためには,ルータハードウェアは,実行可能な計算及びメモリオーバヘッドで動作する単純なポリシーベースのアルゴリズムよりもはるかに優れたパフォーマンスを提供する革新的なキャッシュ置換アルゴリズムを実装する必要がある。しかし,ICNのキャッシュ置換ポリシーに関するほとんどの先行研究では,ファーストイン・ファーストアウト(一般的には,FIFO)およびランダムポリシーのような重大な性能改善,または最長時間未使用(LRU)のようなリソース制限された環境での非実用的なポリシーを実現するには切れ味が悪すぎる政策を提案している。そこで,ネットワークキャッシングの適切なポリシーとして,スイッチングハッシュテーブル(CUSH)を使用するCLOCK-Proを提案する。CUSHは,ネットワーク環境でキャッシュに値する人気コンテンツを識別し,保持することができる。CUSHはまた,コスト要件を満たすために,低オーバーヘッドのデータ構造であるCLOCKおよびハッシュテーブルを採用している。筆者らは提案手法を数値的に評価し,単純な従来アルゴリズムではほとんどヒットしなかったトラフィックトレースに対してキャッシュヒットを達成できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *通信路容量 ,  *型 ,  *情報システム ,  *キャッシュメモリ ,  表 ,  コンテンツ ,  データ構造 ,  環境
準シソーラス用語： *ICN ,  *アクセスパターン ,  *ネットワークトラフィック ,  ネットワーク環境 ,  ハッシュテーブル ,  情報中心ネットワーク

著者キーワード (4件)： information-centric networking ,  content-centric networking ,  caching ,  cache replacement algorithm

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (26件)：

• [1] L. Zhang, D. Estrin, J. Burke, V. Jacobson, J.D. Thornton, D.K. Smetters, B. Zhang, G. Tsudik, K. Claffy, D. Krioukov, D. Massey, C. Papadopoulos, T. Abdelzaher, L. Wang, P. Crowley, and E. Yeh, “Named data networking (NDN) project,” Oct. 2010.
• [2] F. Guillemin, B. Kauffmann, S. Moteau, and A. Simonian, “Experimental analysis of caching efficiency for YouTube traffic in an ISP network,” Proc. 25th International Teletraffic Congress, pp.1-9, Sept. 2013. 10.1109/itc.2013.6662934
• [3] S. Jiang, F. Chen, and X. Zhang, “CLOCK-Pro: An effective improvement of the CLOCK replacement,” Proc. USENIX 2005, pp.323-336, April 2005.
• [4] N. Megiddo and D.S. Modha, “ARC: A self-tuning, low overhead replacement cache,” Proc. 2Nd USENIX Conference on File and Storage Technologies, pp.115-130, March 2003.
• [5] S. Bansal and D.S. Modha, “CAR: Clock with adaptive replacement,” Proc. 3rd USENIX Conference on File and Storage Technologies, pp.187-200, March 2004.

タイトルに関連する用語 (3件)： ICN ,  キャッシュ ,  コンポーネント