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J-GLOBAL ID：201802231644497523   整理番号：18A1247565

ADRB2遺伝子多型と気腫不均一性は,気腫患者における気管支拡張反応を調節できる【JST・京大機械翻訳】

ADRB2 gene polymorphism and emphysema heterogeneity can modulate bronchodilator response in patients with emphysema

著者 (10件)： Nojiri Masafumi (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Mizuno Shiro (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Nishiki Kazuaki (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Kato Ryo (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Nakagawa Ken (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Oikawa Taku (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Iguchi Masaharu (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Osanai Kazuhiro (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Ishizaki Takeshi (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan) ,  Toga Hirohisa (Department of Respiratory Medicine, Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan)
資料名： Pulmonary Pharmacology & Therapeutics  (Pulmonary Pharmacology & Therapeutics)
巻： 48  ページ： 80-87  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0708A  ISSN： 1094-5539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β_2-アドレナリン受容体(ADRB2)遺伝子における遺伝的変異は,喘息に対するβ_2-アゴニスト療法に対する異なる反応において重要な役割を有すると考えられている。しかしながら,以前の研究では,慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者におけるこれらのADRB2変異体と気管支拡張反応(BDR)の間の関連性についての証拠はほとんど示されていない。COPD患者における肺気腫の分布と不均一性の違いにより,COPD患者における肺機能における役割を有すると考えられているので,この矛盾を説明することができた。著者らは,気腫分布と不均一性における差異が,以前の研究においてCOPD患者においてADRB2遺伝子型の間で気管支拡張反応の有意な変化を隠す可能性があると仮定した。10以上の喫煙歴を有し,胸部高分解能コンピュータ断層撮影検査を受けた211名の患者において,BDR(20μgのプロカテロールによって誘発された)を測定した。低減衰域(<960Hounsfield Unit)を同定し,気腫不均一性指数(EH1%)を-100%から100%までの範囲で計算した。ADRB2 Arg16Gly遺伝子タイピングを,ポリメラーゼ連鎖反応制限断片長多型分析を用いて実行した。BDRは,上部優性気腫を有する患者と比較して,均一な気腫を有する患者において強化された。ADRB2のAA遺伝子型を有する患者において,BDRは上部優性気腫患者において有意に増加したが,低優位性気腫患者においては増加しなかった。ADRB2 Arg16Gly多型とEH1%の組合せ分析は,COPDと気腫患者におけるβ_2アドレナリン受容体アゴニスト治療の有効性を予測する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *不均一性 ,  *遺伝子 ,  高分解能 ,  *患者 ,  *気腫 ,  治療法 ,  PCR法 ,  肺気腫 ,  優性 ,  喘息 ,  遺伝子型 ,  慢性閉塞性肺疾患 ,  コンピューター断層撮影
準シソーラス用語： 計算機トモグラフィー ,  RFLP ,  アゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： プロカテロール ,  低減衰領域 ,  慢性閉塞性肺疾患

分類 (1件)： 呼吸器の疾患  (GI03000Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： ADRB2遺伝子 ,  多型 ,  気腫 ,  不均一性 ,  患者 ,  気管支拡張 ,  調節