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J-GLOBAL ID：201802231821241810   整理番号：18A0592524

貨物自動車運転者の労働条件改善時におけるモーダルシフト進展評価

Effect of Improvement of Truck Driver Treatment on Modal Shift

著者 (3件)： 松倉洋史 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所) ,  瀬田剛広 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所) ,  荒谷太郎 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 26  ページ： 225-235(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： モーダルシフトに使用される輸送手段は,少ない人手でより多くの貨物を運ぶことができるので,モーダルシフトは,温室効果ガスの低減と人手不足問題を緩和するのに役立つ。最近,トラック運転手の不足が益々深刻化している。種々の因子の中で,長時間労働と低賃金の問題は重要である。幾つかの貨物は,運転者の保持と待遇の改善に関して,それらの経路を海上にシフトするのを観察出来た。シミュレーションモデルは正確であるが,貨物輸送経路を予測し,高度に正確な輸送再生を達成した既存の貨物輸送シミュレーションシステムに新しい機能を付加した。新しい機能は,運転者の運転スケジューリング,詳細なトラック評価,考慮した帰り貨物,自動パラメータチューニングなどであった。システムを用いて,トラック運転手処遇(賃上げと労働時間の改善)改善が,モーダルシフトへの影響を解析した。その結果は,大きなロットサイズ貨物に関して,顕著なモーダルシフト進展の可能性が在ることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *貨物輸送 ,  *運転者 ,  人的資源 ,  シミュレーションモデル ,  シミュレーション ,  スケジューリング ,  労働時間 ,  *モーダルシフト ,  パラメータチューニング ,  コストモデル ,  貨物自動車 ,  温室効果ガス排出量削減
準シソーラス用語： トラック ,  人材不足 ,  シミュレーションシステム ,  長時間労働 ,  温室効果ガス削減

分類 (3件)： 物的流通  (KA08000O) ,  道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  水上輸送・サービス一般  (TD01010U)

引用文献 (26件)：

• 1) 国土交通省,モーダルシフト等推進官民協議会 中間取りまとめ(国土交通省),2011.
• 2) 井上豪:トラック運送業界における労働力不足の現状と対策,物流問題研究,No.62,2014.
• 3) 松倉洋史,瀬田剛広:ユニットロード貨物の陸海複合輸送シミュレーションを用いた施策評価手法の開発-内航輸送へのインセンティブ制度の評価-,日本船舶海洋工学会論文集,vol.23,2016.
• 4) 厚生労働省:トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント,2016 年, 2017 年3 月閲覧
• 5) 井上豪:トラック運送業界における長時間労働の改善に向けた取り組みと今後の課題,物流問題研究,No.64,2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： 貨物自動車 ,  労働条件 ,  モーダルシフト ,  進展 ,  評価