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J-GLOBAL ID：201802232606925256   整理番号：18A0232728

食品廃棄物のメタン発酵-油脂分解微生物を利用したメタン発酵の評価-

著者 (5件)： 室伏敬太 (静岡県工業技術研) ,  中島大介 (静岡県工業技術研) ,  太田良和弘 (静岡県工業技術研) ,  松村英功 (山梨罐詰) ,  望月光明 (山梨罐詰)
資料名： 静岡県工業技術研究所研究報告  (Reports of the Industrial Research Institute of Shizuoka Prefecture)
号： 10  ページ： 25-26  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： G0604B  ISSN： 1883-2350  CODEN： SKGKBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・油脂分解微生物Strain01を利用した食品廃棄物のメタン発酵について報告。
・すなわち,牛脂前処理液を用いたメタン発酵連続試験における発酵効率や投入限界負荷を評価。
・それらの評価方法には,バイオガスの回収,ガス流量計によるガス発生量とガスクロマトグラフによる成分組成分析,および基質液と排液の総有機炭素(TOC)の分析を採用。
・これらの分析結果から,以下の結果を取得。
・1)メタン発酵槽1Lに対して,110mgTOC/日程度の負荷における安定した発酵。
・2)150mgTOC/日以上でのガス発生の完全停止。
・3)結論として,蓄積した脂質中間代謝産物の微生物の影響を完全停止の要因として推察。

シソーラス用語： *メタン発酵 ,  油脂 ,  *廃棄物処理 ,  食品廃棄物 ,  阻害 ,  効率 ,  終局荷重 ,  下水処理施設 ,  バイオガス ,  *バイオマス ,  活性汚泥 ,  流量計 ,  容量 ,  ガスクロマトグラフ ,  TOC【炭素】 ,  牛脂 ,  化学組成 ,  代謝産物
準シソーラス用語： ガス発生量 ,  ガス流量計 ,  化学成分組成 ,  限界負荷量 ,  阻害作用 ,  中間代謝産物 ,  排水処理場 ,  *微生物分解生ゴミ処理 ,  分解効率 ,  連続発酵

分類 (4件)： 廃棄物処理  (FJ02024G) ,  廃棄物処理  (FK01040I) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  固体の処理装置一般  (XD03031Z)

引用文献 (2件)：

• 野池達也 他:「メタン発酵」,初版(技報堂出版(株),東京),佐藤和明 他 編集,pp.40-41(2009).
• 室伏敬太 他:メタン発酵の効率化を目的とした廃棄物中の油分の前処理方法の検討.第11回バイオマス科学会議講演論文集,pp.147-148,新潟(2016).

タイトルに関連する用語 (4件)： 食品廃棄物 ,  メタン発酵 ,  微生物 ,  評価