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J-GLOBAL ID：201802232798514472   整理番号：18A1790966

自発的およびユビキタス刺激の支援により修復された重合体:重合体における機械的強度と修復能力をどのように結合できるか?

Polymers healed autonomously and with the assistance of ubiquitous stimuli: how can we combine mechanical strength and a healing ability in polymers?

著者 (2件)： KIM Chaehoon (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHIE Naoko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Polymer Journal  (Polymer Journal)
巻： 50  号： 10  ページ： 919-929  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己修復性重合体を創生する種々の方法の中で,重合体への動的結合の導入は最も有力な方法の1種である。このような重合体の巨視的破壊は通常,破壊表面での動的結合の開裂を伴い,それは,次にそれらの可逆的性質により再編成でき,破壊を修復する。しかし,動的結合の再編成は分子運動性を必要とするので,室温での自発的な修復はゲルやソフトエラストマのような優れた分子運動性を有する重合体にほとんど完全に制限される。機械的強度は,通常,自発的修復能と同様に高い分子運動性と矛盾する。本レビューにおいて,著者らは最初にこの制限を克服するための最近の成功した方法を概観した。これらの方法は,注意深い動的結合化学選択と動的結合の周りの環境のスマート設計を組合せることを含む。本レビューの後半では,ユビキタス刺激の支援により修復できる機械的に強固な重合体を設計する試みを要約した。このような修復過程は,実用的で価値ある修復材料のための部分最適選択である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *回復 ,  *刺激応答性高分子 ,  水素結合 ,  イオン結合 ,  ジスルフィド結合 ,  配位結合 ,  van der Waals力 ,  引張強さ ,  破壊強さ ,  Young率 ,  重合体 ,  Diels-Alder反応 ,  *機械的強度 ,  熱処理 ,  溶媒効果 ,  分子運動 ,  分子設計
準シソーラス用語： *自己修復性高分子

分類 (2件)： 高分子化学一般  (CG01000B) ,  機械的性質  (YH02022L)

引用文献 (64件)：

• Bergman DS, Wudl F, Mendable polymers. J Mater Chem. 2008;18:41-62.
• Chen X, Dam MA, Ono K, Mal A, Shen H, Nutt SR. A thermally re-mendable cross-linked polymeric material. Science. 2002;295:1698-702.
• Canadell J, Goossens H, Klumperman B. Self-healing materials based on disulfide links. Macromolecules. 2011;44:2536-41.
• Ying H, Zhang Y, Cheng J. Dynamic urea bond for the design of reversible and self-healing polymers. Nat Commun. 2014;5:3218.
• Zheng P, McCarthy TJ. A surprise from 1954: Siloxane equilibration is a simple, robust, and obvious polymer self-healing mechanism. J Am Chem Soc. 2012;134:2024-7.

タイトルに関連する用語 (7件)： ユビキタス ,  刺激 ,  支援 ,  修復 ,  重合体 ,  機械的強度 ,  能力