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J-GLOBAL ID:201802233151788097   整理番号:18A0346947

双極性障害におけるグルタミン酸塩関連異常の1H磁気共鳴分光法研究【Powered by NICT】

1H-magnetic resonance spectroscopy study of glutamate-related abnormality in bipolar disorder
著者 (18件):
資料名:
巻: 208  ページ: 139-144  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1170A  ISSN: 0165-0327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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磁気共鳴分光法(MRS)を用いた双極性障害(BD)患者の以前の研究は,グルタミン酸(Glu)-グルタミン(Gln)サイクル,膜ターンオーバー,とニューロン完全性に関連した神経生理学的異常を示し,結果は一貫しても結論が出ていない。最近,Gln/Glu比は最も有用な指標を報告し,ニューロン-グリア相互作用とグルタミン酸作動性代謝産物のバランスを定量化したこのMRS研究では,高磁場MRIシステムを用いたBD患者のより大きな試料中の代謝物の異常を明らかにした。六十二人の被験者(BDと健常対照者31名[HC]患者31名)は誘導エコー収集モード(STEAM)シーケンスを用いて前帯状皮質(ACC)と左基底核(ltBG)の3TプロトンMRS(1H MRS)を施行した。データ品質を実証した後に,BDと23年齢と性別を一致させたHC患者20名を共分散の反復測定分析(ANCOVA)を用いて比較した。HC群と比較して,BD群がACCでのGluのGlnへの,クレアチン(Cr),N アセチル アスパルタート(NAA),コリン(Cho),及びGlnの増加比の増加を示し,ltBGにおけるGln及びChoを増加させた。これらの知見は,BDの参加者は躁うつ寛解期の患者に限られていた後に残った。リチウム(Li)およびバルプロ酸ナトリウム(VPA)の影響を除去した後,ACCにおける活性化グルタミン酸作動性神経伝達を観察したltBGではしなかった。これらの知見は横断的および代謝産物はわずか二領域で測定した。著者らの結果は,グルタミン酸作動性神経伝達,膜ターンオーバー,とニューロン完全性に関与するBD患者における代謝産物の変化の広い範囲を支持した。さらに,Gln/Glu比の上昇がACCでのグルタミン酸作動性神経伝達の機能亢進はBDの疾患マーカーであることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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中枢神経系 
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