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J-GLOBAL ID：201802234836766554   整理番号：18A0229856

管路系消音器構造の適用によるトンネル発破音の抑制とその広帯域化

Application of duct-type silencer configuration for broadband control of blast-induced noise in tunnel operation

著者 (5件)： 前田幸男 (佐藤工業) ,  吉岡清 (佐藤工業) ,  宮川祐輔 (佐藤工業) ,  森下達哉 (東海大) ,  高山峻 (東海大)
資料名： 佐藤工業技術研究所報  (Report of Satokogyo Technical Research Insititue)
号： 42  ページ： 43-46  発行年： 2017年12月25日 
JST資料番号： G0297B  ISSN： 1882-0239  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネル掘削時の発破音低減対策については,共鳴器を利用する方法や,トンネル内の隔壁と挿入管による消音器構造を利用する方法などが提案されている。共鳴器を使用した発破音対策では,低周波数域で比較的大きな減音効果が得られるが,効果は狭帯域となる一方で,消音器構造を用いると減音特性の広帯域化が可能になると考えられる。しかし,トンネル内に設置する消音器構造を構成する要素と減音特性の関係は,これまで明らかにされていなかった。本稿は,トンネルにおける発破音対策効果の広帯域化のため,トンネル内に管路系消音器構造を適用した際の設計手法を検討する目的で実施した消音器構造についての等価回路解析および縮尺模型実験の結果について報告する。この結果,トンネルを想定した管路内に挿入管付拡張室型消音器構造を適用することにより,挿入管周囲の空間の共鳴周波数における減音効果,減音特性の広帯域化を確認することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： トンネル ,  トンネル掘削 ,  *衝撃音 ,  *騒音 ,  *構造 ,  *消音器 ,  *管路 ,  模型試験 ,  共振周波数 ,  解析 ,  等価回路 ,  *減少
準シソーラス用語： 管付拡張室型消音器構造 ,  管路系消音器構造 ,  等価回路解析 ,  *発破音 ,  発破音低減 ,  発破音抑制

分類 (2件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  建設騒音・振動  (RA07120T)

引用文献 (3件)：

• 真藤利孝,平野滋,縄岡好人:トンネル発破音の特性とその対策例について,大林組技術研究所報34,pp152-156,1987
• 本田秦大,渡辺充敏:音響管を用いたトンネル発破低周波音消音器,音響技術 41(4),pp43-47,2012
• 藤本茂夫:排気消音器の消音効果,環境技術,vol.1,No7,pp531-536,1972

タイトルに関連する用語 (5件)： 管路系 ,  消音器 ,  トンネル ,  発破音 ,  広帯域化