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J-GLOBAL ID：201802235646827034   整理番号：18A1892158

ツバル国での礫養浜におけるモニタリング結果を踏まえた順応的管理の取り組み

IMPLEMENTAION OF ADAPTIVE MANAGEMENT ON GRAVEL BEACH NOURISHMENT IN TUVALU

著者 (4件)： 大中晋 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部 交通・都市事業部 港湾空港部) ,  市川真吾 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部 交通・都市事業部 港湾空港部) ,  泉正寿 ((株)ふたば) ,  宇多高明 (一般財団法人土木研究センター)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_797-I_801(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南大洋州の小島嶼国であるツバル国で顕在化しつつある海岸侵食や高波浸水被害に対し,礫と砂を用いた礫養浜を実証事業として実施した.工事完了から2年間にわたる海岸モニタリング結果を踏まえ,海岸の利用形態に応じた地域主導型の順応的管理を提案・実践した.その結果,ツバルの人々により今後創生された海岸を維持していくことが可能であることが示された.(著者抄録)

シソーラス用語： 再生 ,  環境整備 ,  *維持管理 ,  *ツバル ,  海岸侵食 ,  *監視 ,  データ ,  損害 ,  浸水 ,  波浪 ,  *養浜 ,  住民参加 ,  自然環境
準シソーラス用語： 高波浸水被害 ,  持続可能性 ,  実証事業 ,  順応的管理 ,  地域主導 ,  礫養浜

著者キーワード (5件)： gravel beach ,  nourishment ,  coral reef ,  adaptive management ,  Tuvalu

分類 (1件)： 水産土木  (FH01030O)

引用文献 (5件)：

• 1) 古川恵太,小島治幸,加藤史訓:海洋環境施策における順応的管理の考え方,土木学会海洋開発論文集,Vol. 21,pp. 67-72,2005.
• 2) 市川真吾,大中晋,泉正寿,遠藤秀文,宇多高明:島嶼国における持続可能性を考慮した海岸保全対策の提案,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 72,No. 2,pp. I_49-I_54,2016.
• 3) 宇多高明,芹澤真澄,大中晋,泉正寿,三波俊郎,宮原志帆:Tuvalu Fongafale島西岸における礫養浜計画の検討,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_736-I_740,2013.
• 4) 大中晋,市川真吾,泉正寿,宇多高明,平野潤一,澤田秀貴:ツバル国における礫養浜の有効性に関する検討,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 73,No. 2,pp. I_528-I_533,2017.
• 5) 市川真吾,大中晋,宇多高明:島嶼国における地域主導型の海岸維持管理の実現化に向けた取り組みとその成果,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 74,2018.(印刷中)

タイトルに関連する用語 (5件)： ツバル ,  礫 ,  養浜 ,  モニタリング ,  順応的管理