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J-GLOBAL ID:201802235684299383   整理番号:18A0937724

X線CTによる凍結糖溶液のアニーリング中のガラス状態緩和の観察【JST・京大機械翻訳】

Observation of glassy state relaxation during annealing of frozen sugar solutions by X-ray computed tomography
著者 (5件):
資料名:
巻: 127  ページ: 279-287  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0129B  ISSN: 0939-6411  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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冷凍製品におけるガラス相形成は,凍結乾燥製品の種々の特性を決定する。水溶液を凍結させると,ガラス相が凍結濃度の結果として形成される。凍結後のアニーリングの間,ガラス相の緩和と氷結晶の熟成(すなわちOstwald成長)が自発的に起こり,そこでは,速度論はアニーリングとガラス転移温度によって制御される。本研究は,アニーリング中の氷粗大化から分離されたガラス状態緩和の進展を観察するために動機付けられた。X線計算機トモグラフィー(CT)を用いて,シンクロトロン放射から単色化X線を用いて凍結および凍結後アニール溶液を観察した。CT画像を首尾よく得て,凍結マトリックスを,観察された物質の線形X線減衰係数に等しいグレイレベル値に基づいて分析した。異なる濃度の急速凍結スクロースとデキストリン溶液から得られたCT画像は,線形X線減衰係数値と溶質濃度の間に明確な直線関係を与えた。ガラス状態緩和はアニーリング時間の増加と共に進行し,この傾向は最大凍結濃縮相のガラス転移温度の順に大きくなることを確認した。スクロース-水系は,ガラス相緩和の完了のために-5°Cで約20時間のアニーリング時間を必要としたが,一方では,それらのより高いガラス転移温度のために,より長い期間を必要とした。しかし,氷粗大化の傾向は緩和の傾向に完全には対応せず,ガラス相緩和とOstwald成長が氷結晶成長/熟成速度論を共同的に制御し,支配的な機構はアニーリング段階によって異なることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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固形製剤 

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