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J-GLOBAL ID：201802236872939977   整理番号：18A1339491

ハイドロフォンを用いた砂礫質量推定法の現地検証

On-site Verification of Gravel Mass Estimation Method with Hydrophone

著者 (4件)： 高木強治 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門) ,  向井章恵 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門) ,  田中良和 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門) ,  常住直人 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
巻： 86  号： 1  ページ： II_41-II_45(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハイドロフォンを用いた砂礫質量の推定法を現地の農業水路で検証する.この推定法では砂礫質量を大小二つに分級するモデルを作成する.しかし種々の雑音発生が見込まれる現地では,同定に取得したデータをそのまま利用することが難しい.そこで,砂礫の衝突で得られるパルス数は,音圧を階級,パルス数を度数とするヒストグラムの単峰性確率分布で表されることを仮定し,モデル化に必要なデータを抽出した.また,現地への適用性を考慮して,対象砂礫の質量に関わらず,背景雑音と多重衝突雑音の混入が見込まれるデータを棄却してモデルを適用した.その結果,常時雑音の影響下にある現地でも,提案したモデルによる良好な質量分級が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： ハイドロホン ,  *礫 ,  *質量分析 ,  現場試験 ,  農業用水 ,  用水路 ,  *分級 ,  音圧 ,  数 ,  SN比 ,  *確率モデル
準シソーラス用語： 砂礫 ,  パルス数

著者キーワード (14件)： 農業水路 ,  コンクリート ,  摩耗 ,  掃流砂 ,  音圧 ,  パルス ,  雑音 ,  Agricultural channel ,  Concrete ,  Wear damage ,  Bed load ,  Sound pressure ,  Pulse ,  Noise

分類 (2件)： 河川調査・計画  (RC12020M) ,  農業土木  (FB02000W)

引用文献 (6件)：

• 後藤 健,伊藤隆郭,長山孝彦,田方 智,杉山 実(2012):一様砂を用いた音響法による流砂の粒径推定のための水路実験,平成24年度砂防学会研究発表会概要集,586-587.
• 栗原淳一,宮本邦明(1992):音響を利用した流砂量計測装置について,新砂防,44(5),26-31.
• 水山高久,野中理伸,野中伸久(1996):音響法(ハイドロフォン)による流砂量の連続計測,砂防学会誌,49(4),34-37.
• 髙木強治,向井章恵,田中良和,常住直人(2018):パルス式ハイドロフォンによる砂礫質量の推定可能性,農業農村工学会論文集,306,II_19-II_26.
• 髙木強治,吉永育生,島崎昌彦,常住直人(2016):パイプ型ハイドロフォンの露出幅と砂礫の捕捉率,農業農村工学会論文集,303,IV_9-IV_10.

タイトルに関連する用語 (6件)： ハイドロフォン ,  砂礫 ,  質量 ,  推定法 ,  現地 ,  検証