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J-GLOBAL ID：201802238355451818   整理番号：18A0720194

性比と生殖出力の変化を用いたDaphnia magnaにおける内分泌撹乱物質ピリプロキシフェンの個体群レベル効果の推定【JST・京大機械翻訳】

Estimation of population-level effect of the endocrine disruptor pyriproxyfen in Daphnia magna by using changes in sex ratio and reproductive output

著者 (7件)： Tanaka Yoshinari (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Tanaka Yoshinari (Sophia University, Graduate School of Global Environmental Studies, 7-1 Kioicho, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan) ,  Nakamura Kensei (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Oda Shigeto (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Watanabe Haruna (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Tatarazako Norihisa (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Tatarazako Norihisa (Ehime University, Graduate School of Agriculture, 10-13 Dogo-Himata, Matsuyama, Ehime, Japan)
資料名： Ecotoxicology and Environmental Safety  (Ecotoxicology and Environmental Safety)
巻： 156  ページ： 463-475  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0825B  ISSN： 0147-6513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,Daphnia magnaに対する内分泌撹乱物質の集団レベルの影響を推定する分析手段を開発した。著者らのアプローチは,内分泌撹乱幼若ホルモン類似体が,それらが出生前発生において特定の期間に類似体に曝露されると,雄性新生児の産生を誘導するという事実に基づいていた。この方法は,雌性新生児の産生における雄性新生児の異常な産生が個体群の成長を減少させると仮定した。著者らは,D.magna新生児が類似体への曝露に敏感であり,また特定の曝露濃度下で性を変化させる個々の新生児の確率に敏感な期間を解明するために,線形毒性動態モデルを構築した。提案したモデルをピリプロキシフェンへの時間変化曝露下で得られたD.magna生殖試験データに適用し,最大尤度推定とモデルパラメータの事後分布を導出した。人口レベルでの生態学的リスクを定量的に評価するために,年齢構造化人口モデルを用いて,2つの時間変化曝露シナリオ(すなわち,一定またはパルス曝露)下での人口動態シミュレーションを行った。性比率の変化が感受性期間中の時間加重平均濃度に基づいているとき,性比率の変化は,曝露シナリオにかかわらず生殖阻害(すなわち雌親当たりの新生児の総数の減少)と同様にほぼ同等の集団レベル効果を引き起こした。対照的に,性比率の変化が感受性期間中の最大濃度に基づいているとき,性比の変化は一定曝露下での生殖阻害と同様に集団レベル効果の半分を引き起こしたが,パルス曝露下では生殖阻害よりもはるかに大きな集団レベル効果を引き起こした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 類似物質 ,  新生児 ,  *個体群 ,  毒性 ,  モデリング ,  最尤法 ,  *内分泌撹乱物質 ,  シミュレーション ,  生態学 ,  経時変化 ,  *性比 ,  *生殖 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： *ミジンコ ,  *内分泌撹乱 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 内分泌撹乱化学物質 ,  Daphnia magna ,  性変化 ,  生殖抑制 ,  集団レベル効果 ,  生態学的モデリング

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： ピリプロキシフェン

タイトルに関連する用語 (7件)： 性比 ,  生殖 ,  Daphnia ,  内分泌撹乱物質 ,  ピリプロキシフェン ,  個体群 ,  推定