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J-GLOBAL ID：201802238404265462   整理番号：18A1229497

日本画像学会関連技術のこの10年の歩み-現像剤技術-

Progress of Imaging Technology related to ISJ for the Last Ten Years -Developer Technology-

著者 (1件)： 多田達也 (一般社団法人 日本画像学会 技術委員会)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 57  号： 3  ページ： 310-319(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現像剤技術に関するこの10年のトピックスを,電子写真技術の構築に対して現像剤に求められてきたものとその対応技術という観点で振り返ってみた.10年程前は画像の高画質化やカラー定着でのオイルレス化などの高機能化が技術課題であった.そのため,トナーには小粒径化やコア・シェル構造化が求められ,種々の重合トナーが立ち上がった時代であった.それに対しこの10年間はリーマン・ショックを契機に事務機市場が停滞したことから,経済性を訴求できる低温定着トナーや,デジタル印刷市場への展開を求め印刷物の高付加価値化のための特色トナーが開発されてきたのが特徴であった.(著者抄録)

シソーラス用語： *電子写真 ,  *現像液 ,  *画像 ,  カラー画像 ,  微粒子 ,  コアシェル構造 ,  付加価値 ,  ディジタル印刷 ,  低温 ,  定着 ,  *トナー ,  事務機械 ,  画像技術 ,  経済性 ,  懸濁重合 ,  造粒 ,  *技術開発 ,  印刷物
準シソーラス用語： オイルレス化 ,  高画質化 ,  高機能化 ,  高付加価値化

著者キーワード (10件)： 現像剤 ,  トナー ,  低温定着 ,  高付加価値 ,  特色トナー ,  Developer ,  Toner ,  Low temperature fixing ,  High added value ,  Special color toner

分類 (1件)： 各種写真法  (ZA03040M)

引用文献 (48件)：

• 1) M. Maruta, “History of Developer,” Journal of the Imaging Society of Japan, 47, pp. 235-240, (2008) [in Japanese].
• 2) C. Suzuki, “Development and Future of Xerographic Developer,” Journal of the Imaging Society of Japan, 52, pp. 109-114, (2013) [in Japanese].
• 3) T. Kitamura, S. Nishi, K. Nakajima, A. Igarashi, and M. Kimura, “Novel Printing in the Near Future -Principle of Hardcopy-,” Journal of the Imaging Society of Japan, 51, pp. 30-41, (2012) [in Japanese].
• 4) C. Suzuki, “Shihan kemikaru tona no bunrui, kousei to shouraitenbou,” The 84th ISJ Technical Seminar (3rd in 2003): kemikaru tona ni kansuru kenkyukai, The Imaging Society of Japan (2003), pp. 1-9 [in Japanese].
• 5) Edited by M. Takeuchi and T. Tada, “Chemical Toner,” The Imaging Society of Japan (2008), pp. 83 [in Japanese].

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  学会 ,  現像剤