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J-GLOBAL ID：201802239350805515   整理番号：18A0312587

超音波テレメトリーを用いた定置網内のクロマグロ小型魚とブリの行動モニタリング

Monitoring the behavior of young bluefin tuna Thunnus orientalis and yellowtail Seriola quinqueradiata in set nets using ultrasonic biotelemetry

著者 (7件)： 内田圭一 (国立大学法人東京海洋大学) ,  小川大道 (国立大学法人東京海洋大学) ,  長谷川浩平 (国立大学法人東京海洋大学) ,  宮本佳則 (国立大学法人東京海洋大学) ,  野呂英樹 (株式会社 ホリエイ) ,  和田由香 (青森県産業技術センター 水産総合研究所) ,  秋山清二 (国立大学法人東京海洋大学)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 84  号： 1  ページ： 14-22(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クロマグロThunnus orientalisの資源管理が強まる中,定置網漁業では同小型魚とその他を獲り分ける技術の開発が求められている。クロマグロとその他魚種の網内の行動に違いがあれば,それを利用した獲り分けが期待できる。ここでは,クロマグロ小型魚とブリSeriola quinqueradiataの網内行動を,超音波テレメトリーでモニタリングした。その結果,クロマグロでは第2箱網と第1箱網間の行き来が,ブリでは金庫網への入網が確認された。こうした違いを利用すれば,両種の選別漁獲の可能性がある。(著者抄録)

シソーラス用語： *マグロ ,  遠隔測定 ,  *ブリ ,  *定置網 ,  選択性 ,  *遊泳 ,  資源管理 ,  *クロマグロ ,  音響テレメトリ ,  漁獲選択性 ,  水産資源管理 ,  *物
準シソーラス用語： *Thunnus orientalis ,  *Seriola quinqueradiata ,  漁具選択性 ,  *遊泳行動 ,  漁業管理

著者キーワード (5件)： クロマグロ小型魚 ,  行動モニタリング ,  ゴールド系列符号 ,  超音波テレメトリー ,  定置網

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N) ,  個生態学  (EE03020H)

引用文献 (22件)：

• 1) 秋山清二,宮本佳則,内田圭一,東海 正,和田由香,山中智之,伊藤欣吾,越智洋介,山崎慎太郎,高橋勇樹,野呂英樹.定置網に入網したクロマグロ小型魚の放流技術の開発について.ていち 2016; 130: 59-67.
• 2) 浜野憲一.「生きた定置網」北日本海洋センター,札幌.1987; 84.
• 3) 井上喜洋.「定置網技術総覧」北日本海洋センター,札幌.2002; 412-414.
• 4) Kawagishi M, Munekiyo M, Iizuka S, Wada Y. Behaviors of bluefin tuna entrapped in a set net. Nippon Suisan Gakkaishi 1990; doi:10.2331/suisan.56.1187 (in Japanese with English abstract).
• 5) 河岸 賢,宗清正廣,飯塚 覚,和田洋蔵:定置網内におけるクロマグロの遊泳速度.京都府立海洋センター研究報告 1991; 14: 39-43.

タイトルに関連する用語 (7件)： 超音波 ,  テレメトリー ,  定置網 ,  クロマグロ ,  ブリ ,  行動 ,  モニタリング