文献

J-GLOBAL ID：201802239523009601   整理番号：18A0750226

十勝岳火口周辺域での重力鉛直勾配測定

著者 (11件)： 高橋浩晃 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  大園真子 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  一柳昌義 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  山口照寛 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  岡田和見 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  齊藤一真 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  不破智志 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  伊藤ちひろ (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ) ,  岡崎紀俊 (北海道総合研究機構 環境・地質研究本部地質研) ,  高木朗充 (気象研) ,  本多亮 (山梨県富士山科研)
資料名： 北海道大学地球物理学研究報告(Web)  (Geophysical Bulletin of Hokkaido University (Web))
号： 81  ページ： 57-60 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月19日 
JST資料番号： U1216A  ISSN： 0439-3503  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・十勝岳火口周辺における上下変動を伴う重力値減少を評価するために行った重力鉛直勾配の直接測定結果と考察。
・火口周辺の3地点において,CG5相対重力計3台をステンレス製三脚に載せ標高差を作り,上下1セットを基本として測定。
・標高が高く火口に近い測点が大きな勾配となっていて,3測点共山麓でのこれまでの実測値-0.2881mGal/mより大きい結果。
・重力減少量を地盤隆起量と今回得られた鉛直勾配を用いて評価すると,地盤隆起だけでは説明できず,要因として地下浅部流体の相変化による密度減少の可能性。

シソーラス用語： 火山 ,  *北海道 ,  *重力測定 ,  重力補正 ,  隆起 ,  依存性 ,  火山活動
準シソーラス用語： *十勝岳 ,  地盤隆起 ,  標高依存性

分類 (2件)： 測地学  (DC02000X) ,  地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 十勝 ,  火口 ,  周辺 ,  重力 ,  鉛直 ,  勾配