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J-GLOBAL ID:201802240512263407   整理番号:18A0109418

BiMn7O12四重ペロブスカイトの複雑な構造挙動

Complex Structural Behavior of BiMn7O12 Quadruple Perovskite
著者 (10件):
資料名:
巻: 56  号: 20  ページ: 12272-12281  発行年: 2017年10月16日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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BiMn<sub>7</sub>O<sub>12</sub>四重ペロブスカイトの構造は,さまざまな転移が存在するために未だ完全に理解されているとは言い難い。この研究では,粉末X線構造解析,単結晶X線回折,示差走査熱量測定,二次高調波発生および第一原理計算を駆使してこの化合物の構造特性を調べた。3つの構造転移,T<sub>1</sub>=608K,T<sub>2</sub>=460K,およびT<sub>3</sub>~290Kの存在が確認された。T<sub>1</sub>以上ではBiMn<sub>7</sub>O<sub>12</sub>は立方格子構造をとる。T<sub>2</sub><T<T<sub>1</sub>ではBiMn<sub>7</sub>O<sub>12</sub>は擬斜方晶系の距離を有する単斜晶系の対称性をとり,軌道対称性が出現する。T<sub>2</sub>以下ではBiMn<sub>7</sub>O<sub>12</sub>は空間群Imへの転移を示す。またT<sub>3</sub>以下では,三斜晶系のねじれが生じ空間群はImからPIとなる。BiMn<sub>7</sub>O<sub>12</sub>の構造解析は,単結晶の双晶形成,異方性広幅化さらには粉末における散漫散乱の存在のため極めて困難である。第一原理計算によれば,非中心対称構造が中心対称構造よりも安定であるという結果が得られた。ImおよびPIモデル間のエネルギー差は非常に小さく,これがImからPIへの構造転移が散漫であることの原因である。
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分類 (3件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  無機化合物の結晶構造一般  ,  固相転移 
タイトルに関連する用語 (2件):
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