文献

J-GLOBAL ID：201802241983857492   整理番号：18A1383360

送信元メールアドレス検査によるspam検知とその効果

Anti-spam measures by sender mail address check and its effect

著者 (3件)： 吉田和幸 (大分大 情報基盤セ) ,  池部実 (大分大 理工) ,  吉崎弘一 (大分大 情報基盤セ)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： IOT-42  ページ： Vol.2018-IOT-42,No.5,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2018年06月21日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インターネットの普及に伴い,電子メールは通信手段の基盤となっている。一方,電子メールは不正侵入のきっかけとなりやすいため,spam対策は不可欠である。従来から用いられてきたspam対策は,送信メールサーバのFQDNが,メールサーバらしいか,利用者端末らしいかを判断するS25R,一時エラー後のメールサーバの動作を確認するグレイリスティング,spamを送信したメールサーバの一覧表(ブラックリスト)など,メールサーバを検査するものが多かった。しかしながら,ID/パスワードの流出により,プロバイダのメールサーバ等の正規のサーバから送られるspamも増えてきている。そのため,2017年5月より送信元メールアドレスの検査を強化した。本稿では,spam検出方法とその運用結果について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *電子メール ,  *社会的行動障害 ,  *検出 ,  番地指定方式 ,  一覧表 ,  コンピュータ ,  フィルタ
準シソーラス用語： スパム ,  スパムフィルタリング ,  スパム検出 ,  ブラックリスト ,  メールアドレス ,  電子メールサーバ

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• 松井, 金高, 加来, 池部, 吉田. “milterの組み合わせによる低配送遅延を目指したspam対策メールサーバの設計と導入の効果について”, 情報処理学会論文誌, Vol.55, No.12, 2014, pp.2498-2510.
• 吉田. “Throttling による spam メール抑制の効果について”,情報処理学会研究報告,2005, Vol.2005-DSM-37, pp.69-74.
• 松竹, 吉田. “メールの安定運用のためのメールゲートウェイにおけるサーバ連携について”, 情報処理学会研究報告,2011, Vol.2011-IOT-14, No.9, pp.1-6.
• “DNSWL.ORG“. https://www.dnswl.org/, (参照 2018-05-23).
• “SORBS.NET”. http://www.sorbs.net, (参照 2018-05-23).

タイトルに関連する用語 (2件)： メールアドレス ,  検査