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J-GLOBAL ID：201802242014172616   整理番号：18A0636655

営業線に敷設された経年PCまくらぎの耐荷力評価

著者 (2件)： 渡辺勉 (鉄道総合技術研) ,  曽我部正道 (鉄道総合技術研)
資料名： 日本鉄道施設協会誌  (Journal of Japan Railway Civil Engineering Association)
巻： 56  号： 4  ページ： 242-245  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： G0049B  ISSN： 0913-2643  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・営業線に敷設された経年PCまくらぎ(JIS3号PCまくらぎ)を対象に各種力学試験を行い,PCまくらぎの力学的観点からPCまくらぎの耐用年数の目安を提案。
・PCまくらぎの設計法の概要紹介(PCまくらぎの設計における基本的な考え方,軌道標準に基づくPCまくらぎの設計応答値の算定と設計限界値の例)。
・現在営業線に敷設されているPCまくらぎを幅広く収集し,今後の耐荷力の変化の傾向をマクロな視点で把握することを目的に,JIS規定の性能評価試験をベースに経年PCまくらぎの耐荷力評価を実施。
・PCまくらぎの底面の摩耗量についても併せて調査。
・曲げ試験の試験値の回帰分析結果において,1)95%予測区間の下限値をベースとした耐用年数の目安は50年程度,2)95%予測区間の平均値をベースとした耐用年数の目安は80年程度。
・PCまくらぎの最大摩耗量をベースとした耐用年数の目安は60年程度を提案。

シソーラス用語： 路線 ,  劣化 ,  *枕木 ,  *耐荷力 ,  耐用年数 ,  方式 ,  許容応力 ,  圧縮強さ ,  重量 ,  曲げ試験 ,  *PC枕木 ,  設計法 ,  鉄道路線 ,  摩耗量 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 営業線 ,  経年劣化

分類 (1件)： 線路構造,軌道材料  (RC07030B)

引用文献 (9件)：

• 須江政喜他:既設PCまくらぎの劣化状態に関する研究、J-RAIL2014,S2-4-6,2014.12
• 水野圭太他:PCまくらぎの健全度調査、日本鉄道施設協会誌、Vol.55、No.7、pp.512-514、2017.7
• 宮本俊充他:線路-軌道の設計・管理-、山海堂、1980
• 鉄道総合技術研究所:在来線鉄道運転速度向上試験マニュアル・解析、研友社、1993
• 曽我部正道他:JIS規格PCまくらぎの入線可能輪重の算定、コンクリート工学年次論文集、Vol.36、No.2、pp.343-348、2014

タイトルに関連する用語 (6件)： 営業 ,  敷設 ,  PC ,  まくらぎ ,  耐荷力 ,  評価