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J-GLOBAL ID：201802243235869839   整理番号：18A1063297

日本の一般ハゼAcanthogobius flavimanusを用いた環境エストロゲン汚染調査のための血漿ビテロゲニン濃度の標準化【JST・京大機械翻訳】

Standardization of plasma vitellogenin level for surveying environmental estrogen pollution using the Japanese common goby Acanthogobius flavimanus

著者 (6件)： Song Jing (Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, 1-14 Bunkyo-machi, Nagasaki, 852-8521, Japan) ,  Song Jing (Institute for East China Sea Research, Organization for Marine Science and Technology, Nagasaki University, 1551-7 Taira-machi, Nagasaki, 851-2213, Japan) ,  Song Jing (College of Oceanography, Hohai University, 1 Xikang Road, Gulou District, Najing, China) ,  Nagae Masaki (Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, 1-14 Bunkyo-machi, Nagasaki, 852-8521, Japan) ,  Soyano Kiyoshi (Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, 1-14 Bunkyo-machi, Nagasaki, 852-8521, Japan) ,  Soyano Kiyoshi (Institute for East China Sea Research, Organization for Marine Science and Technology, Nagasaki University, 1551-7 Taira-machi, Nagasaki, 851-2213, Japan)
資料名： Journal of Applied Toxicology  (Journal of Applied Toxicology)
巻： 38  号： 7  ページ： 1018-1025  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0787B  ISSN： 0260-437X  CODEN： JJATDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生野生生物における環境エストロゲン(EE)汚染の影響の実態調査を,EEの影響を評価するためのバイオマーカーとしてビテロゲニン(VTG)を用いて行った。しかし,EE汚染を評価するために使用できるVTGレベルの標準的基準線は完全には決定されていない。著者らの知る限りでは,本研究は,標的モデル魚としての日本の一般的なゴイ(Acanthogobius flavimanus)を用いてEE汚染の生物学的影響を評価するための標準ベースラインVTGレベルを決定する最初のものである。汚染されていない環境に生息する野生のガチョウの生殖サイクルに関連する血漿VTGとエストラジオール-17β(E_2)レベルを測定した。平均血漿VTGとE_2レベルは,類似の変化を示し,卵黄小胞期に増加し,雌における三次卵黄期にピークを示した。しかしながら,血漿VTGとE_2レベルは,雄において有意な変化を示さず,生殖周期を通して低レベルで残った。雌と雄の最高VTGレベルは,それぞれ1.6mg ml-1と124.87ng ml-1であった。これらの結果は,男性におけるベースラインレベル(正常レベル)が,ほぼ130ngml-1であることを示している。10%のリスク率を有する正常と異常レベルの間の閾値は,野生の雄のガチョウにおいて150ng/mlであったと結論した。長崎港から捕獲された雄における血漿VTGレベルは,各生殖発生段階における閾値より高く,この場所におけるEE汚染の可能性を示した。本研究で確立したVTGの生物学的標準ベースラインは,天然水中のEE汚染の評価に有用である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 天然水 ,  実態調査 ,  野生生物 ,  男性 ,  卵黄 ,  性周期 ,  長崎県 ,  *ビテロゲニン ,  *日本 ,  港湾 ,  *血漿 ,  生殖 ,  バイオマーカー ,  *内分泌撹乱物質 ,  *標準化

著者キーワード (6件)： 環境エストロゲン ,  エストラジオール-17β ,  生殖腺発達 ,  日本の一般ハゼ ,  標準ベースライン ,  ビテロゲニン

分類 (1件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  ハゼ ,  環境エストロゲン ,  汚染調査 ,  血漿 ,  ビテロゲニン ,  標準化