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J-GLOBAL ID:201802243938634725   整理番号:18A0837240

ハイパーシュプリームカムワイドサーベイによる赤方偏移4でのクェーサー光度関数

The quasar luminosity function at redshift 4 with the Hyper Suprime-Cam Wide Survey
著者 (33件):
資料名:
巻: 70  号: SP1  ページ: S34.1-S34.28  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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339.8deg2をカバーするg,r,i,z,およびyバンドにおけるハイパーシュプリームカムすばる戦略枠プログラムワイドレイヤー撮像データに基づいて,z~4クェーサーの光度関数を与えた。i=24.0magまでのg-ドロップアウト選択によって,星状天体から1666個のz~4クェーサー候補を選択した。それらの測光赤方偏移は3.6と4.3の間の赤方偏移範囲をカバーし,平均3.9であった。同じ赤方偏移範囲におけるスローン・デジタル・スカイ・サーベイからのクェーサンプルと組み合わせて,M1450=-22から-29magの広い光度範囲をカバーするクェーサー光度関数を構築した。クェーサー光度関数は,M1450=-25.36±0.13magで膝を持つ二重べき乗則モデルと,-1.30±0.05のべき乗則指数を持つ平坦なフェイントエンド勾配により良く記述される。膝とフェイントエンド勾配は,z~2で見られるものからの赤方偏移進化の明確な証拠を示さない。平坦な勾配は,クェーサー種族のUV光度密度が膝周辺のクェーサーによって支配され,z>5で報告されたもっと高い赤方偏移でのもっと急なフェイントエンド勾配を支持しないことを意味する。このM1450光度関数を,クェーサーのUV光度とX線光度との間の関係式とそのばらつきとを用いて硬X線2-10keV光度関数に変換すると,UVで選択したクェーサーの数密度は,光度関数の膝より上で,X線で選択した活性銀河核(AGNs)の数密度と良く一致した。膝より下では,UVで選択したクェーサーは硬X線光度関数と比較して不足を示した。この不足は,UVで選択したクェーサーの中にぼやけたAGNsが欠如していることで説明できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
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