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J-GLOBAL ID:201802244215375917   整理番号:18A1005218

高い疾患活性を有するループスモデルマウスにおいて高い死亡率を誘発するホウ素治療【JST・京大機械翻訳】

Bortezomib treatment induces a higher mortality rate in lupus model mice with a higher disease activity
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 187  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7412A  ISSN: 1478-6362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ボルテゾミブ(Bz)は,抗体産生形質細胞を直接標的化するプロテアソーム阻害剤である。著者らは最近,全身性エリテマトーデス(SLE)患者におけるBzの効果を評価した最初の無作為化対照試験を報告した。本研究では,Bz治療が難治性疾患患者における多くの有害反応と関連することを示した。本研究では,重症疾患活性を有するMRL/MpJ-lpr/lpr(MRL/lpr)マウスに対するBzの治療的および毒性効果を検討した。【方法】10週齢および14週齢の雌性MRL/lprマウスを,リン酸塩緩衝生理食塩水(PBS)(n=19),Bz(750μg/kg週2回)(n=27),またはシクロホスファミド(Cyc)(1mg/body,2週間)(n=20)で処理した。細胞サブセット,血清免疫グロブリン,抗二本鎖DNA(抗dsDNA)抗体価および糸球体腎炎の病理学的指標を,22週齢で分析した。10週齢および14週齢のBz処理群の生存曲線を比較した。血液数,クレアチニン,肝臓酵素,および血清サイトカイン濃度を,Bz処理の1週間後に測定した。BzおよびCyc処理マウスからの脾臓の遺伝子発現プロファイリングを,対照マウスからのそれらと比較した。結果:抗dsDNA抗体レベルは10週齢マウスより14週齢で有意に高く,14週でより高い疾患活性を示した。脾臓細胞数と糸球体腎炎指数の有意な減少がBz処理マウスとCyt処理マウスで観察された。BZは血清免疫グロブリンおよび抗dsDNA抗体価を有意に低下させたが,Cycは有意に減少させなかった。生存曲線分析は,10週齢のBz処置群および対照群より14週齢の死亡率が有意に高いことを明らかにした。Bzの2回注入後,血清IL-6とTNF-αレベルは10週齢マウスより14週齢で有意に上昇した。熱ショック蛋白質のような潜在的免疫原性分子は,Bz処理マウスの脾臓において特徴的に上方制御されたが,Cyt処理マウスではアップレギュレーションされなかった。結論:治療効果にもかかわらず,Bz治療は,より高い疾患活性を有するマウスにおいて,炎症誘発性サイトカインレベルの増加に関連したより多くの毒性効果を有した。毒性のメカニズムを理解し,それに対する予防戦略を開発することは,ヒトSLEにおけるBzの安全な臨床応用にとって重要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
引用文献 (66件):
  • Arthritis Res Ther; Mechanisms of tissue injury in lupus nephritis; TK Nowling, GS Gilkeson; 13; 6; 2011; 250; 10.1186/ar3528; CR1;
  • Nat Rev Rheumatol; Long-lived autoreactive plasma cells drive persistent autoimmune inflammation; F Hiepe, T Dorner, AE Hauser, BF Hoyer, H Mei, A Radbruch; 7; 3; 2011; 170-8; 10.1038/nrrheum.2011.1; CR2;
  • Curr Opin Rheumatol; Update on clinical trials in systemic lupus erythematosus; S Narain, R Furie; 28; 5; 2016; 477-87; 10.1097/BOR.0000000000000311; CR3;
  • Int J Hematol; Endoplasmic-reticulum stress pathway-associated mechanisms of action of proteasome inhibitors in multiple myeloma; M Ri; 104; 3; 2016; 273-80; 10.1007/s12185-016-2016-0; CR4;
  • Cancer Res; Extensive immunoglobulin production sensitizes myeloma cells for proteasome inhibition; S Meister, U Schubert, K Neubert, K Herrmann, R Burger, M Gramatzki, S Hahn, S Schreiber, S Wilhelm, M Herrmann; 67; 4; 2007; 1783-92; 10.1158/0008-5472.CAN-06-2258; CR5;
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