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J-GLOBAL ID：201802244309547358   整理番号：18A1365293

モンモリロナイトの摩擦強度に及ぼす湿度と層間カチオンの影響

Efects of humidity and interlayer cations on the frictional strength of montmorillonite

著者 (5件)： TETSUKA Hiroshi (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  TETSUKA Hiroshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KATAYAMA Ikuo (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  SAKUMA Hiroshi (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  TAMURA Kenji (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN)
資料名： Earth, Planets and Space (Web)  (Earth, Planets and Space (Web))
巻： 70  号： Apr  ページ： 70:56 (WEB ONLY)  発行年： 2018年04月 
JST資料番号： U0519A  ISSN： 1880-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モンモリロナイトの摩擦強度に及ぼす相対湿度と層間カチオンの影響を調べるために,二軸摩擦試験装置における湿度制御システムを開発した。制御された相対湿度(約10,30,50,70及び90%)および一定温度(95°C)下で,NaおよびCaモンモリロナイトの摩擦実験を行った。実験結果は,NaおよびCaモンモリロナイトの両者の摩擦強度が相対湿度の増加と共に系統的に減少することを示した。Naモンモリロナイトの摩擦係数は0.33(相対湿度10%)から0.06(相対湿度93%)に減少し,Caモンモリロナイトの摩擦係数は0.22(相対湿度11%)から0.04(相対湿度91%)に減少した。また,著者らの実験結果は,Naモンモリロナイトの摩擦強度が,任意の相対湿度において,Caモンモリロナイトのそれより高いことを示した。これらの結果は,モンモリロナイトの摩擦強度が水和状態と層間カチオンの種類に敏感であることを明らかにし,これらの粘土鉱物を含む断層の強度が物理的・化学的環境に依存することを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *モンモリロナイト ,  強度 ,  摩擦 ,  相対湿度 ,  湿度 ,  カチオン ,  摩擦係数 ,  摩擦試験 ,  断層 ,  水和 ,  スメクタイト ,  *断層粘土
準シソーラス用語： 断層強度 ,  摩擦強度 ,  摩擦実験 ,  断層摩擦

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： モンモリロナイト ,  摩擦強度 ,  湿度 ,  カチオン