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J-GLOBAL ID:201802245585648235   整理番号:18A0228993

熱弾性応力測定に基づく微細粒ペーストの疲労き裂進展抑制効果の検証

Verification of Fatigue Crack Growth Inhibiting Effects of Fine Grain Paste Based on Thermoelastic Stress Analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 89-94  発行年: 2018年02月01日 
JST資料番号: G0027A  ISSN: 0367-5866  CODEN: HIHKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鋼構造物に疲労き裂が発見されると,き裂の発生部位,き裂の長さ,対策目的などから総合的に判断して,適用する疲労き裂対策工法が選定される。本文では,応力拡大係数範囲の低減によってき裂進展を停留,あるいはき裂進展速度を抑制する工法の中で,施工が容易である特徴を有する微細粒ペーストを用いた工法に着目した。本文では,微細粒ペースト工法の施工品質を現場で確認するための非破壊試験方法の開発を目的として,まず,き裂先端近傍の代表点における変動応力低減を熱弾性応力測定によって評価する方法を検討する。次に,熱弾性応力測定で得られたき裂先端近傍の一次元温度分布から応力拡大係数範囲△Kを求めて,疲労き裂の進展性を評価する方法を検討する。微細粒ペーストは,高硬度かつ微細粒であるアルミナとアルミナをき裂内に輸送するための役割を果たすオイルを混合したペースト状の物質である。本研究で得られた主な結果は次の通りである。1)き裂先端近傍の代表点における応力低減に着目した簡易評価法を検討した。き裂先端近傍における代表点の応力幅の変化から△Kの低減効果,すなわちき裂進展の遅延効果が確認できる。2)き裂先端近傍の一次元温度変化から△Kを求め,その減少を直接確認する詳細評価法を検討した。△Kを正確に求めるためには計測面を十分に黒体化する必要がある。しかし,簡易評価と同様に△Kの減衰比を評価するのであれば,放射率に起因する誤差はキャンセルされる。
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分類 (1件):
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金属材料 
引用文献 (11件):
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